黒金座主(共通語)

概要

昔、崇元寺で、寺に来る女の人に術を掛け、だまして強姦していた坊主がいた。そのうわさを聞いた大村御殿が、本当かどうかと確認するために、自分の妻の髪をきれいに結わせ、下女のチーアンと一緒に坊主のところへ行かせた。妻が帰ってきてその後ろ髪を見ると、髪型が乱れているので、下女のチーアンと一緒に離婚して里に帰した。その後、大村御殿が、黒金座主に碁で勝負しようといった。そのとき、黒金座主が負けたら、坊主の耳を切り、大村御殿が負けたらその人の髷を切ると賭けをした。坊主は負けそうになると、催眠術を掛けて相手を負かそうとした。すると大村御殿は刀で坊主の耳を切り落とした。それで坊主は死ぬ前に、「死んでも恨みを晴らしてやる」といったらしい。それで大村御殿の家では男の子が生まれるとすぐに命をとられてしまう。それで女の子が生まれたら「大男が生まれた」といい、男の子が生まれたら「大女が生まれた」というようになったそうだ。

再生時間:4:06

民話詳細DATA

レコード番号 47O230113
CD番号 47O23C007 
決定題名 黒金座主(共通語)
話者がつけた題名
話者名 伊良皆寛
話者名かな いらみなひろし
生年月日 19120605
性別
出身地 沖縄県粟国村浜
記録日 19760816
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T05A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 坊主,強姦,大村御殿,碁の賭け
梗概(こうがい) 昔、崇元寺で、寺に来る女の人に術を掛け、だまして強姦していた坊主がいた。そのうわさを聞いた大村御殿が、本当かどうかと確認するために、自分の妻の髪をきれいに結わせ、下女のチーアンと一緒に坊主のところへ行かせた。妻が帰ってきてその後ろ髪を見ると、髪型が乱れているので、下女のチーアンと一緒に離婚して里に帰した。その後、大村御殿が、黒金座主に碁で勝負しようといった。そのとき、黒金座主が負けたら、坊主の耳を切り、大村御殿が負けたらその人の髷を切ると賭けをした。坊主は負けそうになると、催眠術を掛けて相手を負かそうとした。すると大村御殿は刀で坊主の耳を切り落とした。それで坊主は死ぬ前に、「死んでも恨みを晴らしてやる」といったらしい。それで大村御殿の家では男の子が生まれるとすぐに命をとられてしまう。それで女の子が生まれたら「大男が生まれた」といい、男の子が生まれたら「大女が生まれた」というようになったそうだ。
全体の記録時間数 4:38
物語の時間数 4:06
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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