龍になった嫁(方言)

概要

那覇の久米村は唐からの流れであるそうだが、同じ金持ちから嫁をもらうと、その嫁はこの家に来てから日々やせていった。それで「お前の家も私の家も食べ物はたくさんあるのに、なぜお前は見るみるやせていくのか」と舅が嫁に言った。嫁は「私は親の家にいる時は屁ひりだったので、それが恥ずかしくて、屁を我慢している。それでやせているのです」と言った。すると舅は「さあ、ウミトゥー、それは、ムシヌイーチヤクトゥ恥ずかしがらずに屁をひりなさい」と言った。それで、軒下に立って屁をひると、自分の屁で持ち上げられ、天に上がって竜になった。竜になったので、こうこうして巻いて、シラニシラターのウミトゥーが、シリナティサーカに下がって竜になって、シリーシリー、ナシリカミリと、これを七回言う。すると、風巻きはできない。この竜が風巻きは起すそうだ。また、このウミトゥーは、「現世の人は私の糞は竜糞といって宝物にする。また私の鼻水は竜糞といって、もっと大事にしている」と言った。また、竜は潮水を天に持ち上げて、天は真水を下に降ろす。 

再生時間:3:05

民話詳細DATA

レコード番号 47O230101
CD番号 47O23C006  
決定題名 龍になった嫁(方言)
話者がつけた題名
話者名 末吉カマ
話者名かな すえよしかま
生年月日 18900000
性別
出身地 沖縄県粟国村浜 
記録日 19760818
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T04B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 粟国島の民話P276
キーワード 屁ひり嫁,風巻き,竜糞
梗概(こうがい) 那覇の久米村は唐からの流れであるそうだが、同じ金持ちから嫁をもらうと、その嫁はこの家に来てから日々やせていった。それで「お前の家も私の家も食べ物はたくさんあるのに、なぜお前は見るみるやせていくのか」と舅が嫁に言った。嫁は「私は親の家にいる時は屁ひりだったので、それが恥ずかしくて、屁を我慢している。それでやせているのです」と言った。すると舅は「さあ、ウミトゥー、それは、ムシヌイーチヤクトゥ恥ずかしがらずに屁をひりなさい」と言った。それで、軒下に立って屁をひると、自分の屁で持ち上げられ、天に上がって竜になった。竜になったので、こうこうして巻いて、シラニシラターのウミトゥーが、シリナティサーカに下がって竜になって、シリーシリー、ナシリカミリと、これを七回言う。すると、風巻きはできない。この竜が風巻きは起すそうだ。また、このウミトゥーは、「現世の人は私の糞は竜糞といって宝物にする。また私の鼻水は竜糞といって、もっと大事にしている」と言った。また、竜は潮水を天に持ち上げて、天は真水を下に降ろす。 
全体の記録時間数 3:05
物語の時間数 3:05
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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