武士神山 塩が一番うまい(方言)

概要

神山という所は、神山武士が殺されたため浮き上がっている。神山武士は城に上がった。按司が、「この世でおいしいものは何か」ときいたので塩と答えた。按司は、塩がも食べられるのかと言い、この人を打ち首にしなさいと命令した。そしてクルマー石をお腹に縄で結んで、神山城で打ち首にした。神山武士は、自分を打ち首にしたので那覇から武士は生まれないだろうと言った。沈んだが、また出て来て同じことばを言った。そして、海に沈んでいった。七ヶ月日照りが続いたが百姓は食事をするのに困らなかった。今度は、七ヶ月雨が降ったので食事をするのに困った。薪も濡れて家の杭を取って薪がわりにして食事を作った。城では、召使が釜の上に置いていたカマスに入っていた塩がしめって、このカマスから垂れ落ちてきたので、この汁を丼にためて、おかずに入れた。按司は、「今日のおかずの種は同じだが、いつもと違う味がついていておいしい。どうしたのか」と召使にきいた。塩を入れたことを話した。按司は、神山が言ったのは正しい。あれを打ち首にするんじゃなかった。どんなにおいしいものも、塩がなければ食べられるものではないと後悔した。

再生時間:4:21

民話詳細DATA

レコード番号 47O230099
CD番号 47O23C006  
決定題名 武士神山 塩が一番うまい(方言)
話者がつけた題名
話者名 末吉カマ
話者名かな すえよしかま
生年月日 18900000
性別
出身地 沖縄県粟国村浜 
記録日 19760818
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T04B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 日照り,塩,打ち首
梗概(こうがい) 神山という所は、神山武士が殺されたため浮き上がっている。神山武士は城に上がった。按司が、「この世でおいしいものは何か」ときいたので塩と答えた。按司は、塩がも食べられるのかと言い、この人を打ち首にしなさいと命令した。そしてクルマー石をお腹に縄で結んで、神山城で打ち首にした。神山武士は、自分を打ち首にしたので那覇から武士は生まれないだろうと言った。沈んだが、また出て来て同じことばを言った。そして、海に沈んでいった。七ヶ月日照りが続いたが百姓は食事をするのに困らなかった。今度は、七ヶ月雨が降ったので食事をするのに困った。薪も濡れて家の杭を取って薪がわりにして食事を作った。城では、召使が釜の上に置いていたカマスに入っていた塩がしめって、このカマスから垂れ落ちてきたので、この汁を丼にためて、おかずに入れた。按司は、「今日のおかずの種は同じだが、いつもと違う味がついていておいしい。どうしたのか」と召使にきいた。塩を入れたことを話した。按司は、神山が言ったのは正しい。あれを打ち首にするんじゃなかった。どんなにおいしいものも、塩がなければ食べられるものではないと後悔した。
全体の記録時間数 4:33
物語の時間数 4:21
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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