蟻と蝉(方言)

概要

ありはなぜ黒いか。そして朝から晩まで働くかというと、冬は寒いので今のうちに冬の食べ物を作らなければいけないので、朝から晩まで働いている。せみは朝から晩まで酒を飲んで歌をうたう。それに長生きはしないよ。鳴きすぎたら、またとは鳴かないし…。ある先生が例をとって私たちに教えた。若いうちに働いておいたら、年老いても楽になるし、だからありのように朝から晩まで働くと、冬の寒い日も楽をするよという教えである。今になってみると、ああ人間もありのように朝から晩まで、なるべく働いて物をためて、冬の寒い日に働かなくても食べられるように準備しようと、今は感じられてきた。朝から晩まで酒を飲んで、ジィージィと鳴くのは長生きしない。あいつは一代で死んでしまう。僕らはずっと冬も楽に食えるとありはせみを笑っている。そしてありは自慢している。また、反対にアサシャー(蝉)は、朝から晩まで何で働くのか、私たちのように朝から酒を飲んで歌をうたうのが本当だと、せみはありを笑っている。

再生時間:2:16

民話詳細DATA

レコード番号 47O230061
CD番号 47O23C004  
決定題名 蟻と蝉(方言)
話者がつけた題名 ありとせみの話(方言)
話者名 与那全福
話者名かな よなぜんぷく
生年月日 19031215
性別
出身地 沖縄県粟国村浜 
記録日 19760818
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T03A23
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 粟国島の民話P251
キーワード 蟻,蝉,働き者と怠け者
梗概(こうがい) ありはなぜ黒いか。そして朝から晩まで働くかというと、冬は寒いので今のうちに冬の食べ物を作らなければいけないので、朝から晩まで働いている。せみは朝から晩まで酒を飲んで歌をうたう。それに長生きはしないよ。鳴きすぎたら、またとは鳴かないし…。ある先生が例をとって私たちに教えた。若いうちに働いておいたら、年老いても楽になるし、だからありのように朝から晩まで働くと、冬の寒い日も楽をするよという教えである。今になってみると、ああ人間もありのように朝から晩まで、なるべく働いて物をためて、冬の寒い日に働かなくても食べられるように準備しようと、今は感じられてきた。朝から晩まで酒を飲んで、ジィージィと鳴くのは長生きしない。あいつは一代で死んでしまう。僕らはずっと冬も楽に食えるとありはせみを笑っている。そしてありは自慢している。また、反対にアサシャー(蝉)は、朝から晩まで何で働くのか、私たちのように朝から酒を飲んで歌をうたうのが本当だと、せみはありを笑っている。
全体の記録時間数 2:22
物語の時間数 2:16
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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