モーイ親方 難題(方言)

概要

モーイの父親はアサタビ(三司官)で頭だった。するとお城から、雄鶏の卵を持って来るようにと御用がきた。父親は不思議なことだ。雄鶏の卵というのはどこから探してこようか、と考えた。アサタビが揃っても誰にも分からなかった。モーイが「お父さん、私が返答する」といってお城へ上がった。するとお城の役人に、「どうして父親に言いつけたのにお前が来たのか」といわれた。「私の父親は産を催してこれません」というと、「男が子供を産むということがあるか」と怒られた。「どうして、あなた方は男が子供を産むことはないと知っておられるのに、雄鶏の卵を持って来いと御用するのですか」というと、「帰れ、モーイ」といって帰された。そしてまた、今度は灰の縄を持って来いという御用だった。またアサタビたちが集まって、みんなで頭をひねるが誰にも分からない。そのときもモーイは「お父さん、私が返事するから心配しないでください」というと、町へ出掛けてクバのスルガー(綱)を買ってきて、それを燃やして灰縄を作り、お城へ持っていったそうだ。

再生時間:2:24

民話詳細DATA

レコード番号 47O230030
CD番号 47O23C003  
決定題名 モーイ親方 難題(方言)
話者がつけた題名
話者名 末吉カマ
話者名かな すえよしかま
生年月日 18880805
性別
出身地 沖縄県粟国村字浜
記録日 19760816
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T02B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード モーイ,難題,
梗概(こうがい) モーイの父親はアサタビ(三司官)で頭だった。するとお城から、雄鶏の卵を持って来るようにと御用がきた。父親は不思議なことだ。雄鶏の卵というのはどこから探してこようか、と考えた。アサタビが揃っても誰にも分からなかった。モーイが「お父さん、私が返答する」といってお城へ上がった。するとお城の役人に、「どうして父親に言いつけたのにお前が来たのか」といわれた。「私の父親は産を催してこれません」というと、「男が子供を産むということがあるか」と怒られた。「どうして、あなた方は男が子供を産むことはないと知っておられるのに、雄鶏の卵を持って来いと御用するのですか」というと、「帰れ、モーイ」といって帰された。そしてまた、今度は灰の縄を持って来いという御用だった。またアサタビたちが集まって、みんなで頭をひねるが誰にも分からない。そのときもモーイは「お父さん、私が返事するから心配しないでください」というと、町へ出掛けてクバのスルガー(綱)を買ってきて、それを燃やして灰縄を作り、お城へ持っていったそうだ。
全体の記録時間数 2:24
物語の時間数 2:24
言語識別 方言
音源の質 ○ 周囲の声が入っている
テープ番号
予備項目1

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