前の家は金持ち、後ろの家には貧乏人の年寄り夫婦が住んでいた。大歳の夜、何も食うものがないので前の家へ行って、米俵をたたかせてくれと頼んだが断られた。その夜、貧乏人の家に神様が宿を借りに来た。貧乏人は喜んで宿を貸した。神様はジーファ(簪)のカブいっぱいの粉を入れて、釜に飯を炊くように言った。すると釜にいっぱいのご馳走が出来た。そのあとまた釜にジーファのカブいっぱいの粉を入れて湯を沸かさせ、その湯で浴びるように言った。するとその年寄り夫婦は若返った。二人は前の家にあいさつに行き、火正月をしたら若返ったと言う。金持ちは事情を聞き、私たちも若返りたいと神様を呼び戻して頼むと、前の家の人は猿になった。神様は「猿が来たら庭のマー石(真石)を焼いて置きなさい」と言い、貧乏人に金持ちの家に住むように言った。猿が来るので、貧乏人の夫婦が庭の真石を焼いて置くと、猿はお尻をやけどし、それから猿の尻は赤くなった。
| レコード番号 | 47O230019 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C002 |
| 決定題名 | 猿になった金持ち(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 猿長者 |
| 話者名 | 末吉マツ |
| 話者名かな | すえよしまつ |
| 生年月日 | 19060608 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県粟国村浜 |
| 記録日 | 19760818 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 粟国T01B08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 粟国島の民話P167 |
| キーワード | 火正月,大歳,神様,猿の尻, |
| 梗概(こうがい) | 前の家は金持ち、後ろの家には貧乏人の年寄り夫婦が住んでいた。大歳の夜、何も食うものがないので前の家へ行って、米俵をたたかせてくれと頼んだが断られた。その夜、貧乏人の家に神様が宿を借りに来た。貧乏人は喜んで宿を貸した。神様はジーファ(簪)のカブいっぱいの粉を入れて、釜に飯を炊くように言った。すると釜にいっぱいのご馳走が出来た。そのあとまた釜にジーファのカブいっぱいの粉を入れて湯を沸かさせ、その湯で浴びるように言った。するとその年寄り夫婦は若返った。二人は前の家にあいさつに行き、火正月をしたら若返ったと言う。金持ちは事情を聞き、私たちも若返りたいと神様を呼び戻して頼むと、前の家の人は猿になった。神様は「猿が来たら庭のマー石(真石)を焼いて置きなさい」と言い、貧乏人に金持ちの家に住むように言った。猿が来るので、貧乏人の夫婦が庭の真石を焼いて置くと、猿はお尻をやけどし、それから猿の尻は赤くなった。 |
| 全体の記録時間数 | 4:12 |
| 物語の時間数 | 3:47 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ 村の放送がはいる |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |