逆立ち幽霊(方言)

概要

ある所に夫婦がいて男は死にそうになっていた。「どうしてあんたはこうなっているのか」と妻が言うと、「あんたはきれいだから私が死ぬと夫を持つだろうと思うと私は死ねない」と女に言った。そして、「あんたの顔が悪くなったら安心して死ねる」と言ったので、妻はカミソリで自分の鼻を切り落してしまった。すると夫は安心して病気も治り生きた。そして新しく妻を迎えたので、最初の妻はいろいろ苦労して心臓が悪くなった。すると、夫とこの女は薬だと言って、先の妻に毒を飲まし殺してしまった。そして5寸釘を足に打った。殺されたこの本妻が逆立ちしてこの夫婦の所にやって来たので、二人はお守りを家中に貼った。すると道を歩いている人と、この逆立ち幽霊が出合い、「どうしてあんたはこのように幽霊になったのか」ときくと、その幽霊は、毒を飲まされ釘を打たれたことなどを話し、「二人を殺そうと思うのだが、神札があるので殺せない」と言ったので、この道で会った男は、「それなら私が取ってあげよう」と言って、その家の神札をはずした。そのため、あの二人は逆立ち幽霊に殺された。何でも、めぐり灯籠の中に幽霊はいたそうだ。

再生時間:10:08

民話詳細DATA

レコード番号 47O230012
CD番号 47O23C002  
決定題名 逆立ち幽霊(方言)
話者がつけた題名
話者名 与那城カマド
話者名かな よなしろかまど
生年月日 18961002
性別
出身地 沖縄県粟国村浜
記録日 19760815
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 粟国T01B02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 祖父から聞いた。
文字化資料
キーワード 鼻そぎ,逆立ち幽霊,神札
梗概(こうがい) ある所に夫婦がいて男は死にそうになっていた。「どうしてあんたはこうなっているのか」と妻が言うと、「あんたはきれいだから私が死ぬと夫を持つだろうと思うと私は死ねない」と女に言った。そして、「あんたの顔が悪くなったら安心して死ねる」と言ったので、妻はカミソリで自分の鼻を切り落してしまった。すると夫は安心して病気も治り生きた。そして新しく妻を迎えたので、最初の妻はいろいろ苦労して心臓が悪くなった。すると、夫とこの女は薬だと言って、先の妻に毒を飲まし殺してしまった。そして5寸釘を足に打った。殺されたこの本妻が逆立ちしてこの夫婦の所にやって来たので、二人はお守りを家中に貼った。すると道を歩いている人と、この逆立ち幽霊が出合い、「どうしてあんたはこのように幽霊になったのか」ときくと、その幽霊は、毒を飲まされ釘を打たれたことなどを話し、「二人を殺そうと思うのだが、神札があるので殺せない」と言ったので、この道で会った男は、「それなら私が取ってあげよう」と言って、その家の神札をはずした。そのため、あの二人は逆立ち幽霊に殺された。何でも、めぐり灯籠の中に幽霊はいたそうだ。
全体の記録時間数 10:43
物語の時間数 10:08
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP