大歳の客(シマグチ)

概要

年寄りの夫婦がいた。子どもはいない。正月になって隣りの金持ちに米と肉を売ってくれと頼むが断られる。天から神の使いが降りてくる。そして「どうして正月なのに火だけをぬくむのか?私は天からの使いだよ」と言った。夫婦は今までの事情を話す。天の使いは鍋に湯を沸かしなさいと言う。すると鍋から米等がでてきた。それから天の使いが「あんた方は若くなるのと金があるのではどちらがいいか」と問うた。夫婦は「私たちは若くなるのがいい」と答える。また「鍋に湯を沸かしなさい」と天の使いが言う。天の使いが鍋に薬を入れる。浴びると17、8才になった。すると夫婦はとなりの金持ちの家に行った。若返ったわけを聞かれたので「天から聖霊が降りてきて若返らせてくれた」と言うと、聖霊のいるところを訊ねられたので話す。金持ち夫婦はその聖霊を連れ戻し若返ろうとする。だが男の主は牛になり女の主は猿になった。鼠になるものもいた。猿は人間からできたというのはその道理である。

再生時間:3:36

民話詳細DATA

レコード番号 47O382420
CD番号 47O38C125
決定題名 大歳の客(シマグチ)
話者がつけた題名 猿長者
話者名 前田カマド
話者名かな まえだかまど
生年月日 18941010
性別
出身地 沖縄県国頭郡大宜味村字白浜
記録日 19740504
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 国頭郡国頭村 T56 B03 東村平良
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 子守をしていた時「ムンアーセー」(物合わせ)といって子守り仲間と昔話を出し合った。下手な時、言えない時は顔を殴られた。
文字化資料
キーワード 年寄り,夫婦,正月,金持ち,天,神の使い,鍋,湯,聖霊,牛,猿,鼠,道理
梗概(こうがい) 年寄りの夫婦がいた。子どもはいない。正月になって隣りの金持ちに米と肉を売ってくれと頼むが断られる。天から神の使いが降りてくる。そして「どうして正月なのに火だけをぬくむのか?私は天からの使いだよ」と言った。夫婦は今までの事情を話す。天の使いは鍋に湯を沸かしなさいと言う。すると鍋から米等がでてきた。それから天の使いが「あんた方は若くなるのと金があるのではどちらがいいか」と問うた。夫婦は「私たちは若くなるのがいい」と答える。また「鍋に湯を沸かしなさい」と天の使いが言う。天の使いが鍋に薬を入れる。浴びると17、8才になった。すると夫婦はとなりの金持ちの家に行った。若返ったわけを聞かれたので「天から聖霊が降りてきて若返らせてくれた」と言うと、聖霊のいるところを訊ねられたので話す。金持ち夫婦はその聖霊を連れ戻し若返ろうとする。だが男の主は牛になり女の主は猿になった。鼠になるものもいた。猿は人間からできたというのはその道理である。
全体の記録時間数 3:52
物語の時間数 3:36
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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