雀孝行 雀酒屋(共通語)

概要

昔の話だが子供が二人いた。二人とも出稼ぎに行った。ある日、親が病気で今にも死にそうなので早く帰ってこいと連絡を受けた。一人の子どもは親が死にそうだと聞いて、そのままの着物でかけつけてみると、親は息をひきとる間際であった。もう一人の子どもは化粧もして立派な着物を着て行くのだとあれこれしているうちに親の死に目に間に合わなかった。昔から、親のミーウティ(死に目)に間に合わないものは親不孝者だと厳しく叱られた。もう一人の親はクラー(雀)には「お前は親孝行者だから蔵の周囲から麦とか米を食料にして立派に生きていきなさい」と言われた。そしてもう一人の子どものカワセミには「「お前は親不孝者だから川や海で寒い時にも暑いときにも魚をとって暮らしなさい」と言った。クラーは木の股に卵を産んで雛をかえした。子供が一人前になるまで餌を運んでくるのであまった米が木のくぼみに落ちた。そこには水がたまっていた。子供が一人前になって飛び立ったあと、ある人は薪とりに行ったら酒の匂いがした。不思議に思ってそこに近づくと米が醗酵して立派な酒になっていた。それで米から立派な酒ができるということを知った。

再生時間:4:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O380674
CD番号 47O38C034
決定題名 雀孝行 雀酒屋(共通語)
話者がつけた題名
話者名 城間盛吉
話者名かな ぐすくませいきち
生年月日 19130802
性別
出身地 沖縄県国頭郡東村字平良
記録日 19790804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字平良 T24 B01 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話、 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 病気,連絡,化粧,着物,親の死に目,ミーウティ,親不孝者,クラー,雀,蔵,カワセミ,親不孝者,雛,餌,米,木のくぼみ,酒,醗酵
梗概(こうがい) 昔の話だが子供が二人いた。二人とも出稼ぎに行った。ある日、親が病気で今にも死にそうなので早く帰ってこいと連絡を受けた。一人の子どもは親が死にそうだと聞いて、そのままの着物でかけつけてみると、親は息をひきとる間際であった。もう一人の子どもは化粧もして立派な着物を着て行くのだとあれこれしているうちに親の死に目に間に合わなかった。昔から、親のミーウティ(死に目)に間に合わないものは親不孝者だと厳しく叱られた。もう一人の親はクラー(雀)には「お前は親孝行者だから蔵の周囲から麦とか米を食料にして立派に生きていきなさい」と言われた。そしてもう一人の子どものカワセミには「「お前は親不孝者だから川や海で寒い時にも暑いときにも魚をとって暮らしなさい」と言った。クラーは木の股に卵を産んで雛をかえした。子供が一人前になるまで餌を運んでくるのであまった米が木のくぼみに落ちた。そこには水がたまっていた。子供が一人前になって飛び立ったあと、ある人は薪とりに行ったら酒の匂いがした。不思議に思ってそこに近づくと米が醗酵して立派な酒になっていた。それで米から立派な酒ができるということを知った。
全体の記録時間数 5:08
物語の時間数 4:50
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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