猿長者(共通語)

概要

火正月をしている貧乏なおじいさんとおばあさんがいた。金持ちの家には下男もたくさんいて、米もたくさんあった。貧乏なおじいさんとおばあさんは毎日金持ちの家にいって米をうつすか桝についた一粒二粒の米をひろって生活していた。大晦日に年寄りの白髪のおじいさんがやって来て宿を貸してくれと言った。隣にお金持ちの家があるからと言ったが、どんな家でもいいから君の家に泊めてくれと言った。このおじいさんが湯を沸かしなさいというので言うとおりにしたら、そのなかに何かを入れた。するとお肉やらご馳走やご飯が出てきた。翌日、元旦になったら又お湯を沸かしなさいと言うのでそのとおりにした。するとまた薬のようなものを入れた。このお湯に入るとおじいさんとおばあさんは若返った。そして神様はいなくなった。若返ったおじいさんとおばあさんは隣の金持ちの家に挨拶にいった。金持ちは若返った二人を見て驚き、わけをたずねるので神様のことを話した。そして三日以内にまた神様がやってくるからそのときは金持ちの家に連れていくことにした。神様は隣の家でもお湯を沸かさせた。そして薬を入れた。金持ちたちがそのお湯を浴びると、猿や蛇やカラスになって家を出て行った。神様は貧乏なおじいさんとおばあさんに金持ちの家に入りなさいと言った。すると猿が毎日家にやってきて庭の石に座り財産を返せとうるさく言う。そこでまた神様に相談すると、この石を焼いておきなさいと教えてくれた。言われたとおりにしておくと、この石の上に座った猿の尻が焼けた。

再生時間:4:23

民話詳細DATA

レコード番号 47O380580
CD番号 47O38C029
決定題名 猿長者(共通語)
話者がつけた題名
話者名 宮城幸
話者名かな みやぎさち
生年月日 19070910
性別
出身地 沖縄県国頭郡東村字平良
記録日 19790804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字平良 T21 B04 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 火正月,貧乏,おじいさん,おばあさん,金持ち,大晦日,白髪,湯,ご馳走,元旦,薬,神様,猿,蛇,カラス,庭の石,尻
梗概(こうがい) 火正月をしている貧乏なおじいさんとおばあさんがいた。金持ちの家には下男もたくさんいて、米もたくさんあった。貧乏なおじいさんとおばあさんは毎日金持ちの家にいって米をうつすか桝についた一粒二粒の米をひろって生活していた。大晦日に年寄りの白髪のおじいさんがやって来て宿を貸してくれと言った。隣にお金持ちの家があるからと言ったが、どんな家でもいいから君の家に泊めてくれと言った。このおじいさんが湯を沸かしなさいというので言うとおりにしたら、そのなかに何かを入れた。するとお肉やらご馳走やご飯が出てきた。翌日、元旦になったら又お湯を沸かしなさいと言うのでそのとおりにした。するとまた薬のようなものを入れた。このお湯に入るとおじいさんとおばあさんは若返った。そして神様はいなくなった。若返ったおじいさんとおばあさんは隣の金持ちの家に挨拶にいった。金持ちは若返った二人を見て驚き、わけをたずねるので神様のことを話した。そして三日以内にまた神様がやってくるからそのときは金持ちの家に連れていくことにした。神様は隣の家でもお湯を沸かさせた。そして薬を入れた。金持ちたちがそのお湯を浴びると、猿や蛇やカラスになって家を出て行った。神様は貧乏なおじいさんとおばあさんに金持ちの家に入りなさいと言った。すると猿が毎日家にやってきて庭の石に座り財産を返せとうるさく言う。そこでまた神様に相談すると、この石を焼いておきなさいと教えてくれた。言われたとおりにしておくと、この石の上に座った猿の尻が焼けた。
全体の記録時間数 4:28
物語の時間数 4:23
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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