私(話者)の父親が84才の頃、国頭の草刈毛という他人の山で豚の飼料の草を刈っていた頃の話。岩穴(ガマ小)に砥石くらいの四角いもので、やわらかいムチムチするものを見つけて黄金(クガニ)ではないかと思った。帰ってきた晩、煙草を召し上がっていらっしゃると煙草の煙がシューッと出たので変だなと思っていた。すると「次良(ジラーは父親の名前)よ、おまえが見たのは確かに黄金である。お前に上げよう。そしてさらに下の方には、キセルの長さくらいのがあるから誰にもやらない、お前のものだ」と言うので長男に相談して行ってみると、どこだったのかわからなくなってしまった。誰にも言うなと言っていたのに、嫁が他人にしゃべってしまったので、見つからなくなったのだろうかと、父親は喋っていた。
| レコード番号 | 47O380558 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C028 |
| 決定題名 | 黄金の話(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 黄金の壷 |
| 話者名 | 喜屋武ツル |
| 話者名かな | きゃんつる |
| 生年月日 | 19130923 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県国頭郡東村字高江 |
| 記録日 | 19790804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 東村字川田 T20 B19 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 世間話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 幼い頃 父親が話好きで、いつも話をしようとしたが、ツルさん自身は身を入れて聞いていなかったとのこと。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 国頭,草刈毛,岩穴,ガマ小,黄金,クガニ,煙草,次良 |
| 梗概(こうがい) | 私(話者)の父親が84才の頃、国頭の草刈毛という他人の山で豚の飼料の草を刈っていた頃の話。岩穴(ガマ小)に砥石くらいの四角いもので、やわらかいムチムチするものを見つけて黄金(クガニ)ではないかと思った。帰ってきた晩、煙草を召し上がっていらっしゃると煙草の煙がシューッと出たので変だなと思っていた。すると「次良(ジラーは父親の名前)よ、おまえが見たのは確かに黄金である。お前に上げよう。そしてさらに下の方には、キセルの長さくらいのがあるから誰にもやらない、お前のものだ」と言うので長男に相談して行ってみると、どこだったのかわからなくなってしまった。誰にも言うなと言っていたのに、嫁が他人にしゃべってしまったので、見つからなくなったのだろうかと、父親は喋っていた。 |
| 全体の記録時間数 | 3:02 |
| 物語の時間数 | 2:45 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |