猿長者(シマグチ)

概要

年の夜に、金持ちの家に神が泊まりに来たが、神とは知らずに追い返した。今度は貧乏者の家に行くと「こんな家でよかったから泊まってください」というのでそこに泊まった。しかし年の夜だというのに、その家には何もなかった。「どうしてあなたがたは年の夜だというのに何もないのか」と聞くので、「私達は貧乏なので何も買う金がないのです」と答えた。「それではお湯を沸かしなさい」と言うので湯を沸かすと粉のようなものを入れた。片方はご飯、片方は肉を入れてご馳走をした。そして沸かしたお湯で浴びると若返った。隣の金持ちの家に行くと「あなたたちはどうして若返っているのか」と聞くので「夕べ泊まった人がこのようにしてくれたのだ」と答えた。その人はいなくなっていたが、またやって来て心の悪い金持ちの人たちを猿に変えた。そして金持ちの家はあなたたちがもらいなさいと貧乏者にいった。それで金持ちの家に住んでいると猿がやって来た。マーイシを焼いておくとその上に猿が座って、猿の尻が焼けて赤くなった。

再生時間:2:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O380510
CD番号 47O38C025
決定題名 猿長者(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 渡嘉敷ウト
話者名かな とかしきうと
生年月日 19020615
性別
出身地 沖縄県沖縄市美里
記録日 19790804
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字川田 T19 A01 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 学校で先生から聞いた
文字化資料
キーワード 年の夜,金持ち,神,貧乏者,お湯,ご馳走,猿,マーイシ,尻
梗概(こうがい) 年の夜に、金持ちの家に神が泊まりに来たが、神とは知らずに追い返した。今度は貧乏者の家に行くと「こんな家でよかったから泊まってください」というのでそこに泊まった。しかし年の夜だというのに、その家には何もなかった。「どうしてあなたがたは年の夜だというのに何もないのか」と聞くので、「私達は貧乏なので何も買う金がないのです」と答えた。「それではお湯を沸かしなさい」と言うので湯を沸かすと粉のようなものを入れた。片方はご飯、片方は肉を入れてご馳走をした。そして沸かしたお湯で浴びると若返った。隣の金持ちの家に行くと「あなたたちはどうして若返っているのか」と聞くので「夕べ泊まった人がこのようにしてくれたのだ」と答えた。その人はいなくなっていたが、またやって来て心の悪い金持ちの人たちを猿に変えた。そして金持ちの家はあなたたちがもらいなさいと貧乏者にいった。それで金持ちの家に住んでいると猿がやって来た。マーイシを焼いておくとその上に猿が座って、猿の尻が焼けて赤くなった。
全体の記録時間数 2:41
物語の時間数 2:22
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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