城間仲 盗人(共通語)

概要

昔の貧乏人というのは年中他人に使われながら子供たちを育てた。いつも貧しい生活をしているので正月になっても肉を子供たちに買ってやる金もない。年に一回の正月だから子供たちに正月らしいことをしてやりたいと思い、仕方なく城間中の屋敷に年の夜に肉を盗みに入った。そして家族が寝静まるのを屋根裏に隠れて待った。城間仲はそれを知っていて、年の夜の食事を「私の部屋に二人分運びなさい」と言って運ばせた。家族のものは不思議に思いながらも運んでいくと「私が呼ぶまではこの部屋に立ち入ってはいけない」と言い渡すと、屋根裏にいる盗人に下りてくるように言った。盗人は隠れているのが見つかったのだと観念して下りてきた。主人は盗人に食事をすすめ、一緒に食事をしながら盗みに入ったわけを聞いた。盗人がせめて年の夜だけ妻子に正月らしいことをさせてやりたかったので盗みに入ったと言うと、城間仲は、この盗人が悪人ではなく生活に困ってやむなくやったことであると知り、夕飯を満足に食べさせ、他にも家族全員が十分食べれる肉をもたせてやった。城間仲はよく道理をわきまえた人で慈善家だったという話。

再生時間:4:16

民話詳細DATA

レコード番号 47O380424
CD番号 47O38C021
決定題名 城間仲 盗人(共通語)
話者がつけた題名
話者名 比嘉蒲春
話者名かな ひがかまはる
生年月日 19100203
性別
出身地 沖縄県国頭郡東村字有銘
記録日 19790803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字有銘 T16 A04 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 貧乏人,子供,正月,肉,城間中,年の夜,盗み,屋根裏,盗人,道理,慈善家
梗概(こうがい) 昔の貧乏人というのは年中他人に使われながら子供たちを育てた。いつも貧しい生活をしているので正月になっても肉を子供たちに買ってやる金もない。年に一回の正月だから子供たちに正月らしいことをしてやりたいと思い、仕方なく城間中の屋敷に年の夜に肉を盗みに入った。そして家族が寝静まるのを屋根裏に隠れて待った。城間仲はそれを知っていて、年の夜の食事を「私の部屋に二人分運びなさい」と言って運ばせた。家族のものは不思議に思いながらも運んでいくと「私が呼ぶまではこの部屋に立ち入ってはいけない」と言い渡すと、屋根裏にいる盗人に下りてくるように言った。盗人は隠れているのが見つかったのだと観念して下りてきた。主人は盗人に食事をすすめ、一緒に食事をしながら盗みに入ったわけを聞いた。盗人がせめて年の夜だけ妻子に正月らしいことをさせてやりたかったので盗みに入ったと言うと、城間仲は、この盗人が悪人ではなく生活に困ってやむなくやったことであると知り、夕飯を満足に食べさせ、他にも家族全員が十分食べれる肉をもたせてやった。城間仲はよく道理をわきまえた人で慈善家だったという話。
全体の記録時間数 4:43
物語の時間数 4:16
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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