城間仲 下男かばい(共通語)

概要

城間仲が家を新築するために風水(フンシ)を連れて屋敷を探していると、その道を行く途中芋を掘ってかついでくる男がいた。すると城間仲は風水を見る人には何も言わないでこっそりとサトウキビの中に隠れてしばらく出てこなかった。その人はどうしたのかと思い探したが見つからなかった。しばらくして城間仲がサトウキビ畑の中から出てきたので、どうしたのか訳を聞くと「向こうから芋を担いできた男はうちの下男だ。あの芋は自分の年とった親を養うためのもので、あいつはいつも私に見つからないように貢いでおるので、もし主人である私に見られたならば、そのまま私の家に持っていかなければなるまい。そうなるとあいつの親は困ってしまう。だからあいつが通り過ぎるまで隠れていたのだ」と言った。風水を見る人は「もうあなたのものを見る必要はない。あなたのような人ならばどんなところに家を建てても立派な屋敷になります。つまり大切なのは人の渡世の仕方であって土地の良し悪しなどない。あなたはどこに家を建てても良いので占う必要はない」と言った。城間仲は非常に大金持ちで下男も何人も使っていた昔の富豪だったらしい。いまだにこの家は栄えている。

再生時間:4:11

民話詳細DATA

レコード番号 47O380423
CD番号 47O38C021
決定題名 城間仲 下男かばい(共通語)
話者がつけた題名
話者名 比嘉蒲春
話者名かな ひがかまはる
生年月日 19100203
性別
出身地 沖縄県国頭郡東村字有銘
記録日 19790803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字有銘 T16 A03 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 父親から聞いた
文字化資料
キーワード 城間仲,家,新築,風水,フンシ,芋,隠れる,親,渡世,占う
梗概(こうがい) 城間仲が家を新築するために風水(フンシ)を連れて屋敷を探していると、その道を行く途中芋を掘ってかついでくる男がいた。すると城間仲は風水を見る人には何も言わないでこっそりとサトウキビの中に隠れてしばらく出てこなかった。その人はどうしたのかと思い探したが見つからなかった。しばらくして城間仲がサトウキビ畑の中から出てきたので、どうしたのか訳を聞くと「向こうから芋を担いできた男はうちの下男だ。あの芋は自分の年とった親を養うためのもので、あいつはいつも私に見つからないように貢いでおるので、もし主人である私に見られたならば、そのまま私の家に持っていかなければなるまい。そうなるとあいつの親は困ってしまう。だからあいつが通り過ぎるまで隠れていたのだ」と言った。風水を見る人は「もうあなたのものを見る必要はない。あなたのような人ならばどんなところに家を建てても立派な屋敷になります。つまり大切なのは人の渡世の仕方であって土地の良し悪しなどない。あなたはどこに家を建てても良いので占う必要はない」と言った。城間仲は非常に大金持ちで下男も何人も使っていた昔の富豪だったらしい。いまだにこの家は栄えている。
全体の記録時間数 4:45
物語の時間数 4:11
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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