猿長者(方言)

概要

あるところに金持ちと貧乏人がいた。大みそかの晩に貧乏者は何も食べるものがないので火正月をしていた。そこへ神様が来て「あなたたちは大みそかだというのに何もないのか」と聞く。神様は薬を与える。この薬は望むものを何でも与えてくれる。使ってみると望むものが何でも手に入った。隣の金持ちが「あんな貧乏者がしょっちゅうご馳走を食べているから不思議だ」と思って理由をたずねる。貧乏者はわけを話し「この薬は神様のいいつけで誰にもあげることはできない」と言う。又、神様が現れたので、金持ちが薬をもらいに来たことを話した。神様は今度は変わった薬を金持ちにあげた。金持ちはこの薬を飲んで猿や烏になって山に逃げて行った。その後、猿は毎日のように庭にやってきて石の上に座って「私の財産を返せ」と言う。それを神様に話すと「それではその庭石を強く焼いておきなさい」と言う。言われたとおりにしておくと、猿がやって来てその焼かれた石の上に座り、尻が焼けて赤くなった。

再生時間:2:37

民話詳細DATA

レコード番号 47O380379
CD番号 47O38C019
決定題名 猿長者(方言)
話者がつけた題名
話者名 瑞慶山良二
話者名かな ずけやまりょうじ
生年月日 19130805
性別
出身地 沖縄県国頭郡大宜味村字押川 
記録日 19790803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字有銘 T14 A05 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 金持ち,貧乏人,大みそか,火正月,神様,薬,ご馳走,猿,烏,庭,石,尻
梗概(こうがい) あるところに金持ちと貧乏人がいた。大みそかの晩に貧乏者は何も食べるものがないので火正月をしていた。そこへ神様が来て「あなたたちは大みそかだというのに何もないのか」と聞く。神様は薬を与える。この薬は望むものを何でも与えてくれる。使ってみると望むものが何でも手に入った。隣の金持ちが「あんな貧乏者がしょっちゅうご馳走を食べているから不思議だ」と思って理由をたずねる。貧乏者はわけを話し「この薬は神様のいいつけで誰にもあげることはできない」と言う。又、神様が現れたので、金持ちが薬をもらいに来たことを話した。神様は今度は変わった薬を金持ちにあげた。金持ちはこの薬を飲んで猿や烏になって山に逃げて行った。その後、猿は毎日のように庭にやってきて石の上に座って「私の財産を返せ」と言う。それを神様に話すと「それではその庭石を強く焼いておきなさい」と言う。言われたとおりにしておくと、猿がやって来てその焼かれた石の上に座り、尻が焼けて赤くなった。
全体の記録時間数 2:51
物語の時間数 2:37
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP