今は自由結婚だが、昔は親の決めた相手と結婚した。親は子供たちに強制した。結婚を決めてから、一合ご飯を持って女の家に挨拶に行く。次に二合ご飯といって現在の結納と同じようなことをした。三度目には結婚の日取りを決めた。また女方では花婿を馬に乗せ「ドーダイ、ドーダイ」と言って女の家まで来させた。ご馳走を大きな箸で食べさせたり、松の葉を燃やしてその中を歩かせたり、花婿が馬に乗ってくる時に、他の青年が道中に泥を積んで邪魔したり、様々な難関をくぐらせる。それから婿入りの儀式を済ませる。帰る際には両方から成功した夫婦三組を行かせる。その時二人の子供が提灯を持って案内する。昔はタンスというものはなかったので、トーゲーという赤い大きな箱に、女の荷物を入れて運んだ。その時も提灯持ちがついてくる。「ウサーレー、ウサーレー、ウサーレー、ミーユミヌアヤーメー、ウンチケーサビラ」と三回繰り返して入った。女方も友達を4、5名共にして来る。こちらにもウサーレーがある。人の家には敷居があって出入りには「シキーフマリダングトゥドー、フマリダングトゥドー」と言って敷居を踏まないように出入りした。それから婿の男友達がたくさん集まって結婚式の晩に嫁の家に「ドーダイ、ドーダイ」といって押しかけて花婿をクチャに押し込んだ。すると女連中はジュリガネーを投げて、また「ドーダイ、ドーダイ」と言って押し込む。ニ、三回繰り返してお祝いが始まる。
| レコード番号 | 47O380373 |
|---|---|
| CD番号 | 47O38C018 |
| 決定題名 | ニービチの話(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 石川元昌 |
| 話者名かな | いしかわげんしょう |
| 生年月日 | 19010810 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県国頭郡羽地村屋我地 |
| 記録日 | 19790803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 東村字有銘 T13 B05 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 民俗 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 結婚,一合ご飯,二合ご飯,結納,花婿,馬,大きな箸,松の葉,泥,難関,婿入り,提灯,トーゲー,敷居,クチャ,ジュリガネー |
| 梗概(こうがい) | 今は自由結婚だが、昔は親の決めた相手と結婚した。親は子供たちに強制した。結婚を決めてから、一合ご飯を持って女の家に挨拶に行く。次に二合ご飯といって現在の結納と同じようなことをした。三度目には結婚の日取りを決めた。また女方では花婿を馬に乗せ「ドーダイ、ドーダイ」と言って女の家まで来させた。ご馳走を大きな箸で食べさせたり、松の葉を燃やしてその中を歩かせたり、花婿が馬に乗ってくる時に、他の青年が道中に泥を積んで邪魔したり、様々な難関をくぐらせる。それから婿入りの儀式を済ませる。帰る際には両方から成功した夫婦三組を行かせる。その時二人の子供が提灯を持って案内する。昔はタンスというものはなかったので、トーゲーという赤い大きな箱に、女の荷物を入れて運んだ。その時も提灯持ちがついてくる。「ウサーレー、ウサーレー、ウサーレー、ミーユミヌアヤーメー、ウンチケーサビラ」と三回繰り返して入った。女方も友達を4、5名共にして来る。こちらにもウサーレーがある。人の家には敷居があって出入りには「シキーフマリダングトゥドー、フマリダングトゥドー」と言って敷居を踏まないように出入りした。それから婿の男友達がたくさん集まって結婚式の晩に嫁の家に「ドーダイ、ドーダイ」といって押しかけて花婿をクチャに押し込んだ。すると女連中はジュリガネーを投げて、また「ドーダイ、ドーダイ」と言って押し込む。ニ、三回繰り返してお祝いが始まる。 |
| 全体の記録時間数 | 10:30 |
| 物語の時間数 | 10:12 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |