猿長者(方言)

概要

金持ちと貧乏人が隣同士に住んでいた。貧乏人が火正月をしているときに金持ちは豚肉や米のご飯のご馳走を食べていた。神様が現れて金持ちの家に行き一晩泊めてくれというが大歳の晩だからと断られる。貧乏人の家に行くと敷物もなくニクブク(藁縄で編んだむしろ)しかないが、それでもよければどうぞと泊めてくれる。神様は夜中に下痢になって歩けなくなり、家の主が背負って便所に行った。翌朝、神様はあなた方が一番望んでいることは何かと聞くので貧乏人夫婦は、私達が望んでいるのは若くなることだと答える。すると神様は薬を出して、これを湯に入れて風呂に入りなさいという。その通りにすると夫婦は若返る。金持ちは不思議に思いそのわけを聞き出す。そうして神様を探し出して同じように風呂にいはいると金持ちの家族は、犬と猫と猿、烏と鼠になって出て行ったので、神様はこの家を貧乏人夫婦に与える。猿がこの家を返せとうるさくやってくる。猿がいつも座る石を焼いておきなさいと神様が言うので、その通りにすると猿は尻を火傷して、それ以来猿の尻は赤くなった。

再生時間:4:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O380320
CD番号 47O38C016
決定題名 猿長者(方言)
話者がつけた題名
話者名 石川ツル
話者名かな いしかわつる
生年月日 19080616
性別
出身地 沖縄県国頭郡羽地村屋嘉地
記録日 19790803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字有銘 T11 B06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 祖父から聞いた
文字化資料
キーワード 金持ち,貧乏人,火正月,ご馳走,神様,大歳,ニクブク,下痢,薬,風呂,若返る,犬,猫,猿,烏,鼠,石,尻,火傷
梗概(こうがい) 金持ちと貧乏人が隣同士に住んでいた。貧乏人が火正月をしているときに金持ちは豚肉や米のご飯のご馳走を食べていた。神様が現れて金持ちの家に行き一晩泊めてくれというが大歳の晩だからと断られる。貧乏人の家に行くと敷物もなくニクブク(藁縄で編んだむしろ)しかないが、それでもよければどうぞと泊めてくれる。神様は夜中に下痢になって歩けなくなり、家の主が背負って便所に行った。翌朝、神様はあなた方が一番望んでいることは何かと聞くので貧乏人夫婦は、私達が望んでいるのは若くなることだと答える。すると神様は薬を出して、これを湯に入れて風呂に入りなさいという。その通りにすると夫婦は若返る。金持ちは不思議に思いそのわけを聞き出す。そうして神様を探し出して同じように風呂にいはいると金持ちの家族は、犬と猫と猿、烏と鼠になって出て行ったので、神様はこの家を貧乏人夫婦に与える。猿がこの家を返せとうるさくやってくる。猿がいつも座る石を焼いておきなさいと神様が言うので、その通りにすると猿は尻を火傷して、それ以来猿の尻は赤くなった。
全体の記録時間数 4:33
物語の時間数 4:00
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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