兄弟の仲直り 屋良ムルチの大鰻(方言)

概要

屋良ムルチには大鰻がいた。雨降りになると必ず作物を食い荒しに来た。そこに仲の悪い兄弟がいて、弟には兄同然の友達がいた。弟は大鰻を退治してやろうと、あちこちから灰を集めてきて、大鰻が出てくると灰をかぶせて、持ってきたトゥンゲーで大鰻を殺した。頭の良い弟は兄弟の仲がそのまま不仲ではいけないということと、また友達の心を試してみたいと考えた。まず友達の家に行って「自分は今さっき人を殺してしまったので、一緒に行って片付けてくれ」と頼むが、友達は断る。今度は兄のところに行って「人を殺したのだが」と助けを頼むと、トゥンゲーとモッコを持って弟の畑に一緒に来てくれた。弟は、実は人を殺したのではなくて、鰻を殺したことを言い、二人はその大鰻を持ち帰って、兄弟は仲良くなった。鰻は村中で食べたが、弟の友達は招待したのに来なかった。弟のしたことがチムンジー(心試し)だということを悟った。

再生時間:7:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O380190
CD番号 47O38C008
決定題名 兄弟の仲直り 屋良ムルチの大鰻(方言)
話者がつけた題名
話者名 久高将亀
話者名かな くだかしょうき
生年月日 19000525
性別
出身地 沖縄県具志川市赤納
記録日 19790802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字宮城 T06 A10-B01 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 屋良ムルチ,大鰻,雨降り,兄弟,友達,退治,灰,トゥンゲー,仲,モッコ,チムンジー
梗概(こうがい) 屋良ムルチには大鰻がいた。雨降りになると必ず作物を食い荒しに来た。そこに仲の悪い兄弟がいて、弟には兄同然の友達がいた。弟は大鰻を退治してやろうと、あちこちから灰を集めてきて、大鰻が出てくると灰をかぶせて、持ってきたトゥンゲーで大鰻を殺した。頭の良い弟は兄弟の仲がそのまま不仲ではいけないということと、また友達の心を試してみたいと考えた。まず友達の家に行って「自分は今さっき人を殺してしまったので、一緒に行って片付けてくれ」と頼むが、友達は断る。今度は兄のところに行って「人を殺したのだが」と助けを頼むと、トゥンゲーとモッコを持って弟の畑に一緒に来てくれた。弟は、実は人を殺したのではなくて、鰻を殺したことを言い、二人はその大鰻を持ち帰って、兄弟は仲良くなった。鰻は村中で食べたが、弟の友達は招待したのに来なかった。弟のしたことがチムンジー(心試し)だということを悟った。
全体の記録時間数 7:28
物語の時間数 7:12
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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