吉屋チルー 鏡(共通語)

概要

吉屋チルーはその頃誰も持っていなかった鏡を内地から高い金で買い求めて大事に持っていた。あんまり顔形のよくない人が金で吉屋を呼ぼうとした。一応家に入れることはいれ、その金持ちが「いくらで一晩呼べるか」と聞いたので、吉屋は自分の歌に返す事ができたら一晩でも二晩でも呼ばれていいと言った。そしてその金持ちに自分の顔形を見なさいと吉屋が大事にしている鏡を渡すと、その人はその鏡を割ったそうだ。そしたら吉屋が「罪(チミ)とぅがん失(ネ)らん鏡、何(ヌン)ち割(ワ)いみせが(罪のない鏡をどうして割るのか)」と歌うと、この金持ちは「内に居る人ぬ憎さあてぃる(内に映っている人が憎いからだ)」と返した。道理がかなうといって吉屋は鏡を弁償させることもなくこの金持ちに4、5日も呼ばれたそうだ。

再生時間:1:57

民話詳細DATA

レコード番号 47O380056
CD番号 47O38C003
決定題名 吉屋チルー 鏡(共通語)
話者がつけた題名
話者名 伊波亀千代
話者名かな いはかめちよ
生年月日 19040101
性別
出身地 沖縄県中頭郡勝連町字南風原
記録日 19790802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 東村字高江 T02 A21
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説、 歌
発句(ほっく)
伝承事情 親里小のタンメーから聞いた
文字化資料
キーワード 吉屋チルー,鏡,内地,金持ち,歌,罪(チミ)とぅがん失(ネ)らん鏡、何(ヌン)ち割(ワ)いみせが,内に居る人ぬ憎さあてぃる
梗概(こうがい) 吉屋チルーはその頃誰も持っていなかった鏡を内地から高い金で買い求めて大事に持っていた。あんまり顔形のよくない人が金で吉屋を呼ぼうとした。一応家に入れることはいれ、その金持ちが「いくらで一晩呼べるか」と聞いたので、吉屋は自分の歌に返す事ができたら一晩でも二晩でも呼ばれていいと言った。そしてその金持ちに自分の顔形を見なさいと吉屋が大事にしている鏡を渡すと、その人はその鏡を割ったそうだ。そしたら吉屋が「罪(チミ)とぅがん失(ネ)らん鏡、何(ヌン)ち割(ワ)いみせが(罪のない鏡をどうして割るのか)」と歌うと、この金持ちは「内に居る人ぬ憎さあてぃる(内に映っている人が憎いからだ)」と返した。道理がかなうといって吉屋は鏡を弁償させることもなくこの金持ちに4、5日も呼ばれたそうだ。
全体の記録時間数 2:06
物語の時間数 1:57
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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