大歳の客(シマグチ)

概要

昔、貧しい老夫婦が正月だというのに食べるものがなくて火正月をしていた。そこへ貧しい身なりをしたおばあさんがやってきて「この家に泊めてほしい」と言った。するとこの老夫婦は「私たちの家はきたなくて正月だというのに食べるものもない。ここは宿にはむかない。隣の家は大きくて立派だからそこに行きなさい」と言うと、そのおばあさんは「断られた」と言った。それで老夫婦は仕方なく泊めてあげた。それからこのおばあさんが鍋に水を入れて火にかけなさいと言うと御飯ができた。またもう一つおつゆ鍋をかけなさいと言ってその通りにすると肉汁ができた。それで正月を楽しく過ごすことができた。おばあさんは帰る時になると「鍋に湯を沸かしてそれで浴びなさい」と言った。その通りにするとこの老夫婦は白髪もなくなり若くなった。隣りの金持ちがそれを見て真似したら、たちまちのうちに猿になってしまった。だから心は優しくしてあげるべきだと言う。

再生時間:2:43

民話詳細DATA

レコード番号 47O383038
CD番号 47O38C157
決定題名 大歳の客(シマグチ)
話者がつけた題名 火正月
話者名 宮城ウサ
話者名かな みやぎうさ
生年月日 18910113
性別
出身地 不明
記録日 19740805
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 国頭郡大宜味村  T11 A02 東村平良 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 老夫婦,正月,火正月,貧しい身なりをしたおばあさん,鍋,おつゆ鍋,肉汁,湯,金持ち,猿
梗概(こうがい) 昔、貧しい老夫婦が正月だというのに食べるものがなくて火正月をしていた。そこへ貧しい身なりをしたおばあさんがやってきて「この家に泊めてほしい」と言った。するとこの老夫婦は「私たちの家はきたなくて正月だというのに食べるものもない。ここは宿にはむかない。隣の家は大きくて立派だからそこに行きなさい」と言うと、そのおばあさんは「断られた」と言った。それで老夫婦は仕方なく泊めてあげた。それからこのおばあさんが鍋に水を入れて火にかけなさいと言うと御飯ができた。またもう一つおつゆ鍋をかけなさいと言ってその通りにすると肉汁ができた。それで正月を楽しく過ごすことができた。おばあさんは帰る時になると「鍋に湯を沸かしてそれで浴びなさい」と言った。その通りにするとこの老夫婦は白髪もなくなり若くなった。隣りの金持ちがそれを見て真似したら、たちまちのうちに猿になってしまった。だから心は優しくしてあげるべきだと言う。
全体の記録時間数 3:02
物語の時間数 2:43
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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