畳の四すみを合わせたらね、昔、キツネが人に化けて、その四すみの間に、尻っぽを隠してねえ。うん。尻っぽを隠して、化けてね。ところで昔は、ええと、沖縄には、そういう、キツネというのはいなかったはずだけど、これは昔話だから。キツネはもう、ねずみに、とても目がなかったそうだ。キツネの大好物だったらしい。ねずみは。ほら昔は、結婚式などのお祝いのとき、天井に、ねずみをくくって、置いていたわけね。そしたら、このキツネは、人に化けているものだから、「ああ、これは、キツネには見せられないなあ。」などと言ってね。でも、あとは、自分からキツネになって、ネズミを食べたって。だから、畳の四すみを合わせたらね、そこに、キツネが、尻っぽは化けられないのでね、四すみの間に尻っぽを隠して、人に化けるんだって。それで、そこにはキツネが座るので、だから、畳は、かならず、そのT型に、三すみを合わせ、四すみを合わせるものではないって。うん。
| レコード番号 | 47O220798 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C035 |
| 決定題名 | 四畳半由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 四畳半由来 |
| 話者名 | 山城光次郎 |
| 話者名かな | やましろこうじろう |
| 生年月日 | 18921122 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村田嘉里 |
| 記録日 | 19820915 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村田嘉里T31A08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 畳,四すみ,キツネ,尻っぽ,ねずみ |
| 梗概(こうがい) | 畳の四すみを合わせたらね、昔、キツネが人に化けて、その四すみの間に、尻っぽを隠してねえ。うん。尻っぽを隠して、化けてね。ところで昔は、ええと、沖縄には、そういう、キツネというのはいなかったはずだけど、これは昔話だから。キツネはもう、ねずみに、とても目がなかったそうだ。キツネの大好物だったらしい。ねずみは。ほら昔は、結婚式などのお祝いのとき、天井に、ねずみをくくって、置いていたわけね。そしたら、このキツネは、人に化けているものだから、「ああ、これは、キツネには見せられないなあ。」などと言ってね。でも、あとは、自分からキツネになって、ネズミを食べたって。だから、畳の四すみを合わせたらね、そこに、キツネが、尻っぽは化けられないのでね、四すみの間に尻っぽを隠して、人に化けるんだって。それで、そこにはキツネが座るので、だから、畳は、かならず、そのT型に、三すみを合わせ、四すみを合わせるものではないって。うん。 |
| 全体の記録時間数 | 1:58 |
| 物語の時間数 | 1:48 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |