あれはね、本当あったらしいんですがね。婆さんが蟹を取りに行って手を突っ込んだらね、蟹に手を噛まれたというんですよ。そしたらもうどんなにしたって、抜けないでしょう。抜くといったら痛いからですね
。そうしたら、もう潮がどんどんどん満ちてくるわけですよ。そうしたら、そのお婆さんが言うことはね、「蟹(がい)さい、潮(うす)や満(みっ)ちゃりば、家では子供達が待ちかねて泣いておる。蟹(がい)
さい、許ちくみそーり。」というわけですよ。散々ね、蟹にむけてね祈りをしておったというようなね、それを、まあ、お婆の近くで聞いておる人がおったんでしょう。その隣の人がね、銛でもってね、蟹を取ったというような話があるんですがね。
| レコード番号 | 47O220780 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C035 |
| 決定題名 | 蟹に手を挟まれた婆さん(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 蟹に手を挟まれた婆さん |
| 話者名 | 松本正夫 |
| 話者名かな | まつもとまさお |
| 生年月日 | 19201028 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村田港 |
| 記録日 | 19830331 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村田港T30A20 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P238 |
| キーワード | 婆さん,蟹,手を噛まれた,潮が満つ,隣の人, |
| 梗概(こうがい) | あれはね、本当あったらしいんですがね。婆さんが蟹を取りに行って手を突っ込んだらね、蟹に手を噛まれたというんですよ。そしたらもうどんなにしたって、抜けないでしょう。抜くといったら痛いからですね 。そうしたら、もう潮がどんどんどん満ちてくるわけですよ。そうしたら、そのお婆さんが言うことはね、「蟹(がい)さい、潮(うす)や満(みっ)ちゃりば、家では子供達が待ちかねて泣いておる。蟹(がい) さい、許ちくみそーり。」というわけですよ。散々ね、蟹にむけてね祈りをしておったというようなね、それを、まあ、お婆の近くで聞いておる人がおったんでしょう。その隣の人がね、銛でもってね、蟹を取ったというような話があるんですがね。 |
| 全体の記録時間数 | 1:20 |
| 物語の時間数 | 1:10 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◯ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |