首里での話で、首里に今でも拝みする所があるよ。あるところに兄と妹がいたわけさあ。そうしたら、その兄は人を喰うという噂が立ったらしい。だから、妹がどうなんだろうと家を調べたら鍋には、指とか人の骨がたくさんあったってよ。「ああその噂は本当だったなあ。兄を殺さないといけない。」とその妹は考えてね。妹はその森に御飯を持って来たからと兄を連れて行って、女はあらかじめこいつを殺すつもりで行っているのだから、そこからすぐ落とせるような崖だったわけさあ。崖だから、自分は向かいに座っていたわけ。そうして、御飯もまたその兄に食べさせるのは、石も混ぜて御飯を炊いたらしい。自分の御飯はいつものように炊いて、互いに食べていたようだ。そうするうちに鬼が石をどんどん投げて食べているわけさあ。その時に食べている拍子にちょっとした隙を見て、鬼を崖から落としたわけさあ。鬼を殺したから、それが鬼餅の始まりだという話さあ。
| レコード番号 | 47O220754 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C034 |
| 決定題名 | 鬼餅由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 鬼餅由来 |
| 話者名 | 東忠貞 |
| 話者名かな | あずまちゅうてい |
| 生年月日 | 19010210 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村大宜味 |
| 記録日 | 19830305 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村塩屋T29B13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P181 |
| キーワード | 首里,兄,妹,崖,鬼,鬼餅 |
| 梗概(こうがい) | 首里での話で、首里に今でも拝みする所があるよ。あるところに兄と妹がいたわけさあ。そうしたら、その兄は人を喰うという噂が立ったらしい。だから、妹がどうなんだろうと家を調べたら鍋には、指とか人の骨がたくさんあったってよ。「ああその噂は本当だったなあ。兄を殺さないといけない。」とその妹は考えてね。妹はその森に御飯を持って来たからと兄を連れて行って、女はあらかじめこいつを殺すつもりで行っているのだから、そこからすぐ落とせるような崖だったわけさあ。崖だから、自分は向かいに座っていたわけ。そうして、御飯もまたその兄に食べさせるのは、石も混ぜて御飯を炊いたらしい。自分の御飯はいつものように炊いて、互いに食べていたようだ。そうするうちに鬼が石をどんどん投げて食べているわけさあ。その時に食べている拍子にちょっとした隙を見て、鬼を崖から落としたわけさあ。鬼を殺したから、それが鬼餅の始まりだという話さあ。 |
| 全体の記録時間数 | 5:03 |
| 物語の時間数 | 4:53 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◯ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |