モーイ親方 勉強 殿様の難題(シマグチ)

概要

モーイ親方は、子供の時は、大変人に馬鹿にされていた。朝はだらだらして、学校には行かないで蛙を捕りに行って、夜は親の本から勉強し、また朝は馬鹿みたいに蛙を捕りに行った。髪はばらばらになって、踊りの様になっていたので、それでモーイ親方と名付けされた。帯も締めないでだらだらしていたから、それで、きれいにさせたんだってよ。親は、御城の務めで役人だった。それから、モーイ親方が歩くと、皆がモーイ、モーイとやはり馬鹿者と軽蔑されていたが、本当は大変優れている頭だった。ある時、モーイ親方の父親が、薩摩から三つの難題の事で、務めている城から帰ってきて、大変困っていた。モーイは、「なんでこんなに親が困っているのかなあ」と思って聞くと、「これは子供が聞く物ではないんだよ」と。「だが、聞かせて下さい」とモーイが頼んだそうです。それから、薩摩からのこの三つの難題の中の灰縄の注文をどうやって灰縄を持って行くことができるのか困っているところで、今、どうしようかと、役人たちは集まって相談したが解決
できなかったそうです。「モーイを行かせなさい」と、誰かが言った。それで、モーイ親方のお父さんの家から、「縄の綱を持ってきてから、台の上に乗せて、それを燃やさせば灰の縄になっているよ」と言うから、これを差し上げたので解決したんだって。それから、薩摩の三つの難問の事について困っている時にはね、みんなあれこれ解決した人だったんだってよ。モーイ親方の才能を認めたんだってよ。

再生時間:3:27

民話詳細DATA

レコード番号 47O220638
CD番号 47O22C029
決定題名 モーイ親方 勉強 殿様の難題(シマグチ)
話者がつけた題名 モーイ親方 勉強 殿様の難題(シマグチ)
話者名 宮城長栄
話者名かな みやぎちょうえい
生年月日 18940713
性別
出身地 沖縄県大宜味村屋古
記録日 19830305
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村屋古T25A16
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P201    
キーワード モーイ親方,馬鹿にされ,朝は蛙捕り,夜は勉強,髪はばらばら,親,御城務め,薩摩,三つの難題,灰縄,
梗概(こうがい) モーイ親方は、子供の時は、大変人に馬鹿にされていた。朝はだらだらして、学校には行かないで蛙を捕りに行って、夜は親の本から勉強し、また朝は馬鹿みたいに蛙を捕りに行った。髪はばらばらになって、踊りの様になっていたので、それでモーイ親方と名付けされた。帯も締めないでだらだらしていたから、それで、きれいにさせたんだってよ。親は、御城の務めで役人だった。それから、モーイ親方が歩くと、皆がモーイ、モーイとやはり馬鹿者と軽蔑されていたが、本当は大変優れている頭だった。ある時、モーイ親方の父親が、薩摩から三つの難題の事で、務めている城から帰ってきて、大変困っていた。モーイは、「なんでこんなに親が困っているのかなあ」と思って聞くと、「これは子供が聞く物ではないんだよ」と。「だが、聞かせて下さい」とモーイが頼んだそうです。それから、薩摩からのこの三つの難題の中の灰縄の注文をどうやって灰縄を持って行くことができるのか困っているところで、今、どうしようかと、役人たちは集まって相談したが解決 できなかったそうです。「モーイを行かせなさい」と、誰かが言った。それで、モーイ親方のお父さんの家から、「縄の綱を持ってきてから、台の上に乗せて、それを燃やさせば灰の縄になっているよ」と言うから、これを差し上げたので解決したんだって。それから、薩摩の三つの難問の事について困っている時にはね、みんなあれこれ解決した人だったんだってよ。モーイ親方の才能を認めたんだってよ。
全体の記録時間数 3:31
物語の時間数 3:27
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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