昔ね、首里の王様が家来達をみんな集めて、「世の中で一番おいしいのは何か」とおっしゃったので、「世の中で一番おいしいのは塩でございます」と、ある家来が言ったそうだ。すると王様は怒って、「塩がおいしいなどと、王に対してそんな返事をするやつは監獄へぶち込め」と言って刑務所へぶち込んだらしい。そしてぶち込んでいる間に非常な雨降りが続いてね、塩も沖縄で焚けなくなり、塩がなくなってしまったので、いろいろ料理も作れなくなったわけ。料理もできず何もかもまずくなったので、「ああ塩があればなあ」と言ってもう大変困っているとき、「そうか、あいつが言ったことは、なるほど塩よりいいものはない。ああ、あいつが言ったことは本当だったのだ。許してやれ」と言って、刑務所から出ることができたという話。
| レコード番号 | 47O220634 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C029 |
| 決定題名 | 塩が一番(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 塩が一番 |
| 話者名 | 宮城長栄 |
| 話者名かな | みやぎちょうえい |
| 生年月日 | 18940713 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村屋古 |
| 記録日 | 19830305 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村屋古T25A12 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話、 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P105 |
| キーワード | 首里の王様,家来,一番おいしい,塩,監獄,刑務所,雨降り |
| 梗概(こうがい) | 昔ね、首里の王様が家来達をみんな集めて、「世の中で一番おいしいのは何か」とおっしゃったので、「世の中で一番おいしいのは塩でございます」と、ある家来が言ったそうだ。すると王様は怒って、「塩がおいしいなどと、王に対してそんな返事をするやつは監獄へぶち込め」と言って刑務所へぶち込んだらしい。そしてぶち込んでいる間に非常な雨降りが続いてね、塩も沖縄で焚けなくなり、塩がなくなってしまったので、いろいろ料理も作れなくなったわけ。料理もできず何もかもまずくなったので、「ああ塩があればなあ」と言ってもう大変困っているとき、「そうか、あいつが言ったことは、なるほど塩よりいいものはない。ああ、あいつが言ったことは本当だったのだ。許してやれ」と言って、刑務所から出ることができたという話。 |
| 全体の記録時間数 | 1:42 |
| 物語の時間数 | 1:35 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |