後生へ行きそこねた人(共通語)

概要

大変長生きしたお婆さんがいたそうだ。そのお婆さんは、娘が八十、その親が百六十だったって。その百
六十になるお婆さんがある時に、二、三日いなくなっていたそうだ。その娘はどこもかも探したのだが、見当たらなくてね。そうしたら、ある時また、そのお祖母さんが、のこのこのこのこ家に帰っていらっしゃ
った。「お祖母、今までどこにいたのですか」と言ったら、「私はそこの丘にいたんだよ」「食べ物も食べないで二、三日もいられたのですか」と言ったらね、「いたよ。夫とお爺さんが、天から下りて来たよ」と言ったそうだ。そのお婆さんの話では、夫とお爺さんが、天から下りて来て、お婆さんを丘の前に呼んで、「この世にいるのもほどほどにしなさい。そんな長いことそこにいるか。早く私の所に来なさい」と言って怒られて、丘の前に二、三日いたようだね。そうしたら、また天から神様が下りていらっしゃって、「はあ、あなたは今はま
だ行ってはいけない」と帰って行かれたから、お婆さんは夫とお爺さんに、「行きたくても私は行けないのですよ」と言って帰って来たようだ。それは後生の話かどうかは分からないね。

再生時間:1:36

民話詳細DATA

レコード番号 47O220540
CD番号 47O22C025
決定題名 後生へ行きそこねた人(共通語)
話者がつけた題名 後生へ行きそこねた人
話者名 山川静江
話者名かな やまがわしずえ
生年月日 19040116
性別
出身地 沖縄県東村平良
記録日 19830305
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村津波T22A24
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 世間話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 長生きしたお婆さん,娘が八十,親が百六十,二、三日いなくなった,探した,見当たらない,家に帰った,丘,食べ物,夫とお爺さん,天から下りて来た,この世,ほどほどに,早く来なさい,神様,行ってはいけない,後生の話
梗概(こうがい) 大変長生きしたお婆さんがいたそうだ。そのお婆さんは、娘が八十、その親が百六十だったって。その百 六十になるお婆さんがある時に、二、三日いなくなっていたそうだ。その娘はどこもかも探したのだが、見当たらなくてね。そうしたら、ある時また、そのお祖母さんが、のこのこのこのこ家に帰っていらっしゃ った。「お祖母、今までどこにいたのですか」と言ったら、「私はそこの丘にいたんだよ」「食べ物も食べないで二、三日もいられたのですか」と言ったらね、「いたよ。夫とお爺さんが、天から下りて来たよ」と言ったそうだ。そのお婆さんの話では、夫とお爺さんが、天から下りて来て、お婆さんを丘の前に呼んで、「この世にいるのもほどほどにしなさい。そんな長いことそこにいるか。早く私の所に来なさい」と言って怒られて、丘の前に二、三日いたようだね。そうしたら、また天から神様が下りていらっしゃって、「はあ、あなたは今はま だ行ってはいけない」と帰って行かれたから、お婆さんは夫とお爺さんに、「行きたくても私は行けないのですよ」と言って帰って来たようだ。それは後生の話かどうかは分からないね。
全体の記録時間数 1:41
物語の時間数 1:36
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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