昔、ブナガイが二人でサーザマ石を沖からかついで来た。その途中で棒が折れたので、その石をそこにそのまま放っておいて、サザマ石になった。饒波に大波が寄せて来たら、この石が波を防いで、饒波部落守った。波を沖に返す返し石になっているらしい。この石がない頃は、大波が寄せて来ると部落の中まで波が入って来ていたそうだ。私の親が十五才でがカタカシラを切る頃まで、伝馬船に乗ってそこで魚を釣って遊んだらしい。そこは今では原になっていてその原の名を港、方言でイナトゥナという名が付けられている。だから、饒波はあっちこっちからみんな寄せられて海から上がって来て、饒波内島(のはうちじま)ができたんだそうだ。
| レコード番号 | 47O220492 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C023 |
| 決定題名 | サザマ石 饒波の始まり(シマグチ混) |
| 話者がつけた題名 | サザマ石 饒波の始まり |
| 話者名 | 前田マツエ |
| 話者名かな | まえだまつえ |
| 生年月日 | 19091130 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村饒波 |
| 記録日 | 19830304 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村饒波T20B06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 世間話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ブナガイ,二人,サーザマ石,沖からかついで来た,途中,棒が折れた,放っておいた,饒波,大波が寄せて来た,石が波を防いだ,部落を守った,波を沖に返す,返し石,カタカシラ,伝馬船,原の名,イナトゥナ(港),饒波内島(のはうちじま) |
| 梗概(こうがい) | 昔、ブナガイが二人でサーザマ石を沖からかついで来た。その途中で棒が折れたので、その石をそこにそのまま放っておいて、サザマ石になった。饒波に大波が寄せて来たら、この石が波を防いで、饒波部落守った。波を沖に返す返し石になっているらしい。この石がない頃は、大波が寄せて来ると部落の中まで波が入って来ていたそうだ。私の親が十五才でがカタカシラを切る頃まで、伝馬船に乗ってそこで魚を釣って遊んだらしい。そこは今では原になっていてその原の名を港、方言でイナトゥナという名が付けられている。だから、饒波はあっちこっちからみんな寄せられて海から上がって来て、饒波内島(のはうちじま)ができたんだそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:12 |
| 物語の時間数 | 2:05 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |