お茶の話。子は二十歳になりよった。親たちはどっか旅に出て、どこの土地をあげるからいうて、この二十歳の男の子どもをあずけていた。うるさい子だから、養った人は、それで殺したんでしょうね。お湯入れて殺したかわからんけど。それでもう、知らんふりしていた。親が帰ってきて、「だあ、うちのせがれは」と言うたら、「わからん。どっか行ったんでしょう」と言うた。それから聞いたら、この屋敷の中に埋めたと言うわけ。その子ども埋めた埋めた所から葉っぱが出て、大きな木になっていたって。これを摘んで飲んだって。子どもの慰めゆうて。だからお茶は慰めに飲んでるって。それで、茶は、「二十歳の人の木」と書くって。
| レコード番号 | 47O220477 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C023 |
| 決定題名 | お茶の始まり(共通語) |
| 話者がつけた題名 | お茶の始まり |
| 話者名 | 前田スミ |
| 話者名かな | まえだすみ |
| 生年月日 | 19180115 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村根路銘安根 |
| 記録日 | 19830304 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村饒波T20A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | あのねえ、おちゃのはなしですけどね |
| 伝承事情 | 昔、人から聞いた |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | お茶,子,二十歳,親,旅に出て,男の子ども,あずけた,殺した,お湯,知らんふり,屋敷の中,埋めた,葉っぱが出て,摘んで飲む,慰め,二十歳の人の木 |
| 梗概(こうがい) | お茶の話。子は二十歳になりよった。親たちはどっか旅に出て、どこの土地をあげるからいうて、この二十歳の男の子どもをあずけていた。うるさい子だから、養った人は、それで殺したんでしょうね。お湯入れて殺したかわからんけど。それでもう、知らんふりしていた。親が帰ってきて、「だあ、うちのせがれは」と言うたら、「わからん。どっか行ったんでしょう」と言うた。それから聞いたら、この屋敷の中に埋めたと言うわけ。その子ども埋めた埋めた所から葉っぱが出て、大きな木になっていたって。これを摘んで飲んだって。子どもの慰めゆうて。だからお茶は慰めに飲んでるって。それで、茶は、「二十歳の人の木」と書くって。 |
| 全体の記録時間数 | 1:42 |
| 物語の時間数 | 1:30 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |