大兼久の紹介と歌(シマグチ)

概要

兼久という地名は沖縄では30余りあるが、大きい大兼久の名がついているのは、このウジミ(大宜味)大兼久1か所である。だから、この大兼久は昔から、カニク村、さかえ村である。大宜味村は日本一長命部落と言われているが、この村から日本一の長命のおばあさんもいらっしゃる。私達はこの村に生まれて、この村に育って、長命して、大変喜んでいる。この村は、昔、ウジミ村から分かれた村である。昔は、糸満に次ぐ漁業部落であった。沖縄県の漕ぎ舟競争でも一番になったことがある。長崎、九州、南方まで行って、この部落の人たちは、漁業をした。次のような歌もある。「兼久めんぱー登てぃ 白浜ゆー見りば(兼久めんぱーに登って 白浜をよく見れば) やから兼久ぬ青年達が ハーリー漕じょーさー(やから兼久の青年達が はりゅう舟を漕いでいるよ) 先ぬみー舟 一番なりよー サーサハイヨー イヤサッサ(先に走っている舟よ 一番になりなさい) 帆の先から はびゆる舟 白帆赤帆うちたてぃてぃ 宜名真海から しびさばいか じんばいちん ぐとーさ 私達ぁ父達 でぃかちゃん でぃかちゃん うねっさ はっいやいや 兼久浜べーてぃ いおーえーばー えーちゅーぬ 兼久みやらびぬ ちふい美らさ あちねー でぃきらち 儲きてぃくーよー めーらびんちゃー いやさっさ ハイハイ」という歌が昔からある。だから、松にはかりがある。また、「みぐてぃ春くりば 色る勝るん」と言って、兼久の松の木は決して枯れない、いつも青々としている。また、ナークニーと与那国チョンガネーは大変有名である。「兼久並松ぬ ゆだ持ちぬ美らさよ 兼久娘ぬ 身持ち美らさ」私達の大兼久にきて下さい。

再生時間:9:40

民話詳細DATA

レコード番号 47O220418
CD番号 47O22C020
決定題名 大兼久の紹介と歌(シマグチ)
話者がつけた題名 大兼久の紹介と歌
話者名 富原神太郎
話者名かな とみはらかんたろう
生年月日 19040701
性別
出身地 沖縄県大宜味村大兼久
記録日 19830304
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村大兼久T18B05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 兼久,地名,沖縄,30余り,大兼久,ウジミ(大宜味),大宜味村,日本一長命部落,糸満,漁業部落,漕ぎ舟競争,一番,長崎,九州,南方,歌
梗概(こうがい) 兼久という地名は沖縄では30余りあるが、大きい大兼久の名がついているのは、このウジミ(大宜味)大兼久1か所である。だから、この大兼久は昔から、カニク村、さかえ村である。大宜味村は日本一長命部落と言われているが、この村から日本一の長命のおばあさんもいらっしゃる。私達はこの村に生まれて、この村に育って、長命して、大変喜んでいる。この村は、昔、ウジミ村から分かれた村である。昔は、糸満に次ぐ漁業部落であった。沖縄県の漕ぎ舟競争でも一番になったことがある。長崎、九州、南方まで行って、この部落の人たちは、漁業をした。次のような歌もある。「兼久めんぱー登てぃ 白浜ゆー見りば(兼久めんぱーに登って 白浜をよく見れば) やから兼久ぬ青年達が ハーリー漕じょーさー(やから兼久の青年達が はりゅう舟を漕いでいるよ) 先ぬみー舟 一番なりよー サーサハイヨー イヤサッサ(先に走っている舟よ 一番になりなさい) 帆の先から はびゆる舟 白帆赤帆うちたてぃてぃ 宜名真海から しびさばいか じんばいちん ぐとーさ 私達ぁ父達 でぃかちゃん でぃかちゃん うねっさ はっいやいや 兼久浜べーてぃ いおーえーばー えーちゅーぬ 兼久みやらびぬ ちふい美らさ あちねー でぃきらち 儲きてぃくーよー めーらびんちゃー いやさっさ ハイハイ」という歌が昔からある。だから、松にはかりがある。また、「みぐてぃ春くりば 色る勝るん」と言って、兼久の松の木は決して枯れない、いつも青々としている。また、ナークニーと与那国チョンガネーは大変有名である。「兼久並松ぬ ゆだ持ちぬ美らさよ 兼久娘ぬ 身持ち美らさ」私達の大兼久にきて下さい。
全体の記録時間数 9:46
物語の時間数 9:40
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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