昔は六〇才になると、年寄を姥捨山へ捨てたという。親孝行な男の子がいて姥捨山から年寄を連れて来て床下に隠して、いろいろな食べ物を運んで年寄にあげて、いろなことを教わっていたそうです。ある時、薩摩から難題が出された。若者達は誰一人として問題を解ける者はいないので、床下に隠していた年寄りに教わりました。難題の一つは、「灰で縄をなってもって来るように」と出された。それは、「藁で縄をなって何かの上で燃やしたら灰の縄が残る」と年寄は教えてくれた。またもう一問が出された。「森を担いでもって来るように」と言った。「それでは、担ぐ棒とオーダ〔モツコ〕をもって来たら担ぎましょう、と言えばいい」と若者達に教えてくれた。どんな難題でも年寄りは知っていると、その時から年寄を大事にして捨てないようになったという話です。
| レコード番号 | 47O220356 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C017 |
| 決定題名 | 親捨山 難題(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 親捨山 難題 |
| 話者名 | 山城マツ |
| 話者名かな | やましろまつ |
| 生年月日 | 19050108 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村根路銘 |
| 記録日 | 19830304 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村根路銘T16A13 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | むかしは |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P154 |
| キーワード | 六〇才,年寄,姥捨山,捨てた,親孝行な男の子,年寄を連れて来て,床下に隠す,食べ物を運ぶ,教わった,薩摩,難題,若者達,問題,解けない,灰で縄をなう,藁,燃やす,森を担いでもって来る,担ぐ棒,オーダ〔モツコ〕,捨てない |
| 梗概(こうがい) | 昔は六〇才になると、年寄を姥捨山へ捨てたという。親孝行な男の子がいて姥捨山から年寄を連れて来て床下に隠して、いろいろな食べ物を運んで年寄にあげて、いろなことを教わっていたそうです。ある時、薩摩から難題が出された。若者達は誰一人として問題を解ける者はいないので、床下に隠していた年寄りに教わりました。難題の一つは、「灰で縄をなってもって来るように」と出された。それは、「藁で縄をなって何かの上で燃やしたら灰の縄が残る」と年寄は教えてくれた。またもう一問が出された。「森を担いでもって来るように」と言った。「それでは、担ぐ棒とオーダ〔モツコ〕をもって来たら担ぎましょう、と言えばいい」と若者達に教えてくれた。どんな難題でも年寄りは知っていると、その時から年寄を大事にして捨てないようになったという話です。 |
| 全体の記録時間数 | 2:18 |
| 物語の時間数 | 2:03 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |