この人は、部落の相当の有識者で、もし生きていたら百ちょっと余るぐらいです。この人の若い時の話。事実の話らしいです。このシマは海岸に墓場あるから、夜に、「向こうの墓に行って、墓に釘打って来られるか」と賭したら、「できる」ってこの人は賭をして行ったらしい。昔の郡道も無いから、道は今みたように立派にしてなくて、こんな小さいから上ったり下りたりだった。それを行って海岸の側にある墓に釘打って来る。しかし、行ってから帰るまで、皆待っていたがまだ帰ってこない。「珍しい。途中でハブにでも噛まれてないか。どうしたかなあ」と言って、皆なで行ったらしい。行ったら、このお爺さんは、墓で、昔は着物着けているから着物の袖を釘で打ちつけて、気絶していた。連れてきて聞いたら、「もう後生の人に袖を捕まえられたと思って、僕はびっくりして気絶してしまった」と。暗いから、自分の袖に釘打ったのに、後生の人に捕まえられたと思ったわけ。
| レコード番号 | 47O220274 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C013 |
| 決定題名 | 肝試し(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 肝試し |
| 話者名 | 山城保定 |
| 話者名かな | やましろほてい |
| 生年月日 | 19150720 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村謝名城 |
| 記録日 | 19830303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村謝名城T12A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 世間話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P237 |
| キーワード | 部落,有識者,若い時の話,事実の話,シマ,海岸に墓場,墓に釘打って来る,賭,郡道,着物の袖,釘で打ちつけ,気絶,後生の人,袖を捕まえられた |
| 梗概(こうがい) | この人は、部落の相当の有識者で、もし生きていたら百ちょっと余るぐらいです。この人の若い時の話。事実の話らしいです。このシマは海岸に墓場あるから、夜に、「向こうの墓に行って、墓に釘打って来られるか」と賭したら、「できる」ってこの人は賭をして行ったらしい。昔の郡道も無いから、道は今みたように立派にしてなくて、こんな小さいから上ったり下りたりだった。それを行って海岸の側にある墓に釘打って来る。しかし、行ってから帰るまで、皆待っていたがまだ帰ってこない。「珍しい。途中でハブにでも噛まれてないか。どうしたかなあ」と言って、皆なで行ったらしい。行ったら、このお爺さんは、墓で、昔は着物着けているから着物の袖を釘で打ちつけて、気絶していた。連れてきて聞いたら、「もう後生の人に袖を捕まえられたと思って、僕はびっくりして気絶してしまった」と。暗いから、自分の袖に釘打ったのに、後生の人に捕まえられたと思ったわけ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:49 |
| 物語の時間数 | 1:45 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |