赤丸崎(あかまるざき)には安全航海のテクノキミと言う神が祀られている。このあたりを根謝銘城(ねじゃみぐすく)の按司が支配した時代にこちらの屋嘉比港は、大島とかいろんな離島辺りに材木とか色々ものが運び出され、交通の便をはかっていた貿易港だった。だから、昔からここの根謝銘城は屋嘉比港との繋がりがあって、赤丸崎には航海安全の神が祀られている非常な神域なんです。そこの神を仕立てた人は、比地の大城の先祖だったと思う。屋嘉比港の船頭さんは、昔は小さい舟やサバニでどんな荒い波も乗り切らんといけないので、神に頼って、屋嘉比港から、大島あたりに船出するときは、この根謝銘城の祝女や屋嘉比祝女とかにテクノキミという神に祈ってもらうわけです。鏡地には帆屋(ぷーやー)というお家がまだあります。この帆屋(ぷーやー)は、鏡地では根神を持つ家で、家の側に神を祀っておりますが、この家の先祖は比地から来た人で船の帆を張って、ここで最初暮らしたらしい。帆を張った所だから赤丸崎は帆崎(ぷーざき)と言われているようですね。そういうことで赤丸崎のテクノキミには香炉が七つぐらいあったようだが、今は向こうは米軍の保養地になっていて、祝女の香炉が見当たらなくなっている。私も、宮城栄昌先生が「国頭村史」をお作りになるということで、「茂さん向こう行ってみましょう」と言われて、一緒に行ったら、この香炉が無いわけです。後で他の人から話を聞くと、どこかに一か所に集められているという話なんです。テクノキミを仕立てたそこの先祖の香炉は、自分の神屋(かみやー)にある香炉と全く同年代で、同一の香炉があるということまで分かったわけです。赤丸崎はプーン崎という。そこは帆屋(ぷーやー)という所の祖先の家があり、比地から来て、ここで帆を張って暮らした。それで、プーン崎(帆崎)と言われている。
| レコード番号 | 47O220255 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C012 |
| 決定題名 | 赤丸崎の神(共通語) |
| 話者がつけた題名 | アカマル崎 |
| 話者名 | 大城茂子 |
| 話者名かな | おおしろしげこ |
| 生年月日 | 19211222 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村謝名城 |
| 記録日 | 19830303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村謝名城T11A10 T11A11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 赤丸崎,安全航海のテクノキミという神,根謝銘城,按司,屋嘉比港,大島,離島,材木,運び出され,貿易港,神を仕立てた人,比地,大城の先祖,船頭,小さい舟,サバニ,荒い波,船出する,祝女,神に祈ってもらう,鏡地,帆屋,根神を持つ家,神を祀る,比地,帆を張った所,帆崎,香炉が七つ,米軍の保養地,宮城栄昌先生,国頭村史,一か所に集め,神屋,プーン崎(帆崎),帆屋,祖先の家,比地,帆を張って暮らした, |
| 梗概(こうがい) | 赤丸崎(あかまるざき)には安全航海のテクノキミと言う神が祀られている。このあたりを根謝銘城(ねじゃみぐすく)の按司が支配した時代にこちらの屋嘉比港は、大島とかいろんな離島辺りに材木とか色々ものが運び出され、交通の便をはかっていた貿易港だった。だから、昔からここの根謝銘城は屋嘉比港との繋がりがあって、赤丸崎には航海安全の神が祀られている非常な神域なんです。そこの神を仕立てた人は、比地の大城の先祖だったと思う。屋嘉比港の船頭さんは、昔は小さい舟やサバニでどんな荒い波も乗り切らんといけないので、神に頼って、屋嘉比港から、大島あたりに船出するときは、この根謝銘城の祝女や屋嘉比祝女とかにテクノキミという神に祈ってもらうわけです。鏡地には帆屋(ぷーやー)というお家がまだあります。この帆屋(ぷーやー)は、鏡地では根神を持つ家で、家の側に神を祀っておりますが、この家の先祖は比地から来た人で船の帆を張って、ここで最初暮らしたらしい。帆を張った所だから赤丸崎は帆崎(ぷーざき)と言われているようですね。そういうことで赤丸崎のテクノキミには香炉が七つぐらいあったようだが、今は向こうは米軍の保養地になっていて、祝女の香炉が見当たらなくなっている。私も、宮城栄昌先生が「国頭村史」をお作りになるということで、「茂さん向こう行ってみましょう」と言われて、一緒に行ったら、この香炉が無いわけです。後で他の人から話を聞くと、どこかに一か所に集められているという話なんです。テクノキミを仕立てたそこの先祖の香炉は、自分の神屋(かみやー)にある香炉と全く同年代で、同一の香炉があるということまで分かったわけです。赤丸崎はプーン崎という。そこは帆屋(ぷーやー)という所の祖先の家があり、比地から来て、ここで帆を張って暮らした。それで、プーン崎(帆崎)と言われている。 |
| 全体の記録時間数 | 4:22 |
| 物語の時間数 | 4:05 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |