現在の奥間ビーチに面した所に二つ森(たーちむい)というのがあった。今は一つつぶれてしまったが、一つは残っている。それは馬森、牛森といわれた。昔、大変な大男が居て、与那覇岳という沖縄で一番高い山に登って、伊平屋島を見渡した。大男は、伊平屋島に土を運んで道をつくり、渡ろうと思い、毎日、天秤棒でもっこに土を入れてかついで、今のアカマル崎の所を埋めていった。百回ぐらい運んだ時、かついでいたもっこが切れ、その土が落ちた所が二つ森になっている。その二つ森は、牛の背中、馬の背中のような格好をしていたから、牛森、馬森と呼ばれた。また、奥間の方に田んぼの中にちょこんと盛り上がった所があり、それは巨人が(土を)手で投げた跡だといわれている。巨人はもっこが切れたので、それ以上はやらなかった。
| レコード番号 | 47O220254 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C012 |
| 決定題名 | 二つ森(共通語) |
| 話者がつけた題名 | ターチムイ |
| 話者名 | 大城茂子 |
| 話者名かな | おおしろしげこ |
| 生年月日 | 19211222 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村謝名城 |
| 記録日 | 19830303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村謝名城T11A09 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 奥間ビーチ,二つ森(たーちむい),馬森,牛森,大男,与那覇岳,一番高い山,登って,伊平屋島,見渡し,土を運んで道をつくり,渡ろう,天秤棒,もっこ,土,かつぐ,アカマル崎,埋める,百回,土が落ちた所,牛の背中,馬の背中,格好,田んぼの中,巨人,土を手で投げた跡, |
| 梗概(こうがい) | 現在の奥間ビーチに面した所に二つ森(たーちむい)というのがあった。今は一つつぶれてしまったが、一つは残っている。それは馬森、牛森といわれた。昔、大変な大男が居て、与那覇岳という沖縄で一番高い山に登って、伊平屋島を見渡した。大男は、伊平屋島に土を運んで道をつくり、渡ろうと思い、毎日、天秤棒でもっこに土を入れてかついで、今のアカマル崎の所を埋めていった。百回ぐらい運んだ時、かついでいたもっこが切れ、その土が落ちた所が二つ森になっている。その二つ森は、牛の背中、馬の背中のような格好をしていたから、牛森、馬森と呼ばれた。また、奥間の方に田んぼの中にちょこんと盛り上がった所があり、それは巨人が(土を)手で投げた跡だといわれている。巨人はもっこが切れたので、それ以上はやらなかった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:29 |
| 物語の時間数 | 3:25 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |