沖縄県立博物館・美術館

古宇利島始祖伝説　天から餅（シマグチ）

こうりじましそでんせつ　てんからもち（しまぐち）

概要

昔、天から男と女の子供が来て、そこで天から餅をさずかって食べていた。大餅ください、大餅くださいとわらべ歌にもあった。「あっとぉー前（めー）あっとぉー前　まーかいめーいが　あっとぉー前　御餅たぼり　御餅たぼり　うりががーや　うま小（ぐゎー）買（こー）てぃうさぎやびら」と小さい頃のわらべ歌にもあった。それから男と女が大人になると天から餅をくれなくなったので、海草などを取って生活をするようになった。そして、海岸でサバ（鮫）が交尾をしていたので、それを見て恋を知り、コーウリ島というようになった。恋を知るようになってから恥をくばの葉で隠すようになった。

再生時間：2:25

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民話詳細DATA

レコード番号 47O220217
CD番号 47O22C010
決定題名 古宇利島始祖伝説　天から餅（シマグチ）
話者がつけた題名 古宇利島始祖伝説　天から餅
話者名 山城光次郎
話者名かな やましろこうじろう
生年月日 18921122
性別 男
出身地 沖縄県大宜味村田嘉里
記録日 19830303
記録者の所属組織 沖縄県口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村田嘉里T09A14
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句（ほっく） むかし　てぃんから
伝承事情 －
文字化資料 －
キーワード 天,男と女,天から餅,大餅ください,わらべ歌,あっとぉー前（めー）,御餅たぼり,海草,海岸,サバ（鮫）,交尾,恋を知る,コーウリ島,恥,くばの葉,隠す
梗概（こうがい） 昔、天から男と女の子供が来て、そこで天から餅をさずかって食べていた。大餅ください、大餅くださいとわらべ歌にもあった。「あっとぉー前（めー）あっとぉー前　まーかいめーいが　あっとぉー前　御餅たぼり　御餅たぼり　うりががーや　うま小（ぐゎー）買（こー）てぃうさぎやびら」と小さい頃のわらべ歌にもあった。それから男と女が大人になると天から餅をくれなくなったので、海草などを取って生活をするようになった。そして、海岸でサバ（鮫）が交尾をしていたので、それを見て恋を知り、コーウリ島というようになった。恋を知るようになってから恥をくばの葉で隠すようになった。
全体の記録時間数 2:23
物語の時間数 2:25
言語識別 方言
音源の質 ◎
テープ番号 －
予備項目1 －

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