たくさんの神様たちが話し合いをするということで、女中に魚を買わせておいてあった。その魚が誰かに盗まれた。何処を捜しても見つからなかった。それで指紋を調べると犯人は犬であった。怒った神様は犬を捜し出し、犬の後ろ足一本を引き抜いた。犬は「痛い痛い大変だ」と言って、地蔵さんの前まで行って、助けて下さいとお願いをした。そこへムカデが通った。ムカデは足がたくさんあるので、犬はムカデに「私に一つ足をくれないか」と言ったが、ムカデは「とんでもない」と断って逃げて行った。(それを見ていた)地蔵さんは、可哀相に思って、「私の前にある御香炉はどこにも行かないから、御香炉の足を一本やろう」と言った。昔の御香炉は四本足だったそうだ。そのとき犬に一本足をくれたので御香炉は三本足になった。それから犬は「これは神様がくれた後足だ」ということで、今でもおしっこをするときは後ろ足をあげるのである。
| レコード番号 | 47O220206 |
|---|---|
| CD番号 | 47O22C010 |
| 決定題名 | 犬の足(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 四方の神々 |
| 話者名 | 山城光次郎 |
| 話者名かな | やましろこうじろう |
| 生年月日 | 18921122 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県大宜味村田嘉里 |
| 記録日 | 19830303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄県口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 大宜味村田嘉里T09A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | ありやよ |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 『おおぎみの昔話』(平成10年3月31日 大宜味村教育委員会発行)P13 |
| キーワード | 神様たち,話し合い,女中,魚,盗まれた,指紋,犯人は犬,犬の後ろ足一本引き抜く,地蔵さん,ムカデ,御香炉の足,おしっこ,後ろ足をあげる |
| 梗概(こうがい) | たくさんの神様たちが話し合いをするということで、女中に魚を買わせておいてあった。その魚が誰かに盗まれた。何処を捜しても見つからなかった。それで指紋を調べると犯人は犬であった。怒った神様は犬を捜し出し、犬の後ろ足一本を引き抜いた。犬は「痛い痛い大変だ」と言って、地蔵さんの前まで行って、助けて下さいとお願いをした。そこへムカデが通った。ムカデは足がたくさんあるので、犬はムカデに「私に一つ足をくれないか」と言ったが、ムカデは「とんでもない」と断って逃げて行った。(それを見ていた)地蔵さんは、可哀相に思って、「私の前にある御香炉はどこにも行かないから、御香炉の足を一本やろう」と言った。昔の御香炉は四本足だったそうだ。そのとき犬に一本足をくれたので御香炉は三本足になった。それから犬は「これは神様がくれた後足だ」ということで、今でもおしっこをするときは後ろ足をあげるのである。 |
| 全体の記録時間数 | 3:54 |
| 物語の時間数 | 3:40 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |