夫振岩(共通語)

概要

ある許嫁の男と女がいた。その女の方が、その相手の男は嫌いだといって結婚をいやがっていた。すると、両方の親同士で何か良い考えはないかと話し合って、最初に女の人を舟に乗せ、何とか言ってその岩へつれて行っておろして、その女の人をほって帰って来た。それからしばらく過ぎ、夕方の寒くなってきたころ、男の人を丹前を着せ寒くないようにしてから、その岩へつれていっておろした。二人は最初、むこうはむこう、こっちはこっちという感じでいたが、寒さがまし、又淋しくなってきたので、どちらからともなく、「こちらへいらっしゃい」と話かけあった。男の人は、女の人に「私はいいから貴方、これをつけなさい」と言って、丹前を渡した。二人はだんだん仲がよくなってきたが、寒いので次第にひっつき始め肩を抱きあって、体温のぬくもりであたたかかとしていると愛情がめばえた。翌日、舟が迎えにくると、二人とも家へ帰って親の言うとおりになったという話。夫を振る女にはこうすると、自然と仲良くなるというお話です。

再生時間:4:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O220045
CD番号 47O22C002
決定題名 夫振岩(共通語)
話者がつけた題名 うとぅふいじー
話者名 前田平松
話者名かな まえだひらまつ
生年月日 19050403
性別
出身地 沖縄県大宜味村喜如嘉
記録日 19810503
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 大宜味村喜如嘉T02A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 食後、おじいさんおばあさんから。
文字化資料
キーワード 許嫁の男女,女が男を嫌う,親同士で話し合う,女を舟に乗せる,岩へつれて行く,寒くなる,丹前,仲よくなる,
梗概(こうがい) ある許嫁の男と女がいた。その女の方が、その相手の男は嫌いだといって結婚をいやがっていた。すると、両方の親同士で何か良い考えはないかと話し合って、最初に女の人を舟に乗せ、何とか言ってその岩へつれて行っておろして、その女の人をほって帰って来た。それからしばらく過ぎ、夕方の寒くなってきたころ、男の人を丹前を着せ寒くないようにしてから、その岩へつれていっておろした。二人は最初、むこうはむこう、こっちはこっちという感じでいたが、寒さがまし、又淋しくなってきたので、どちらからともなく、「こちらへいらっしゃい」と話かけあった。男の人は、女の人に「私はいいから貴方、これをつけなさい」と言って、丹前を渡した。二人はだんだん仲がよくなってきたが、寒いので次第にひっつき始め肩を抱きあって、体温のぬくもりであたたかかとしていると愛情がめばえた。翌日、舟が迎えにくると、二人とも家へ帰って親の言うとおりになったという話。夫を振る女にはこうすると、自然と仲良くなるというお話です。
全体の記録時間数 4:24
物語の時間数 4:10
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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