猿長者(シマグチ)

概要

昔、貧乏なおじいさんとおばあさんが金持ちの家の隣に住んでいた。正月の前にお金持ちの家の米俵についている米をもらえないかと頼んだが断られた。仕方がないので火正月をすることにした。そこへ旅人が現れ火正月をしているわけをたずねた。訳をきいた旅の人はジーファーを使って鍋に薬を入れるとたちまち鍋いっぱいのご飯ができた。そして金持ちになるのと若返るのとどちらがいいかと聞くので若返るのがいいと答えると、薬を入れた湯を浴びるように言った。二人はたちまち若返った。金持ちの家に正月の挨拶に行くと若返った二人を見て金持ちはびっくりして訳をたずねた。そのわけを聞いて金持ちは天の人にお願いして風呂に入れてもらった。すると金持ちは猿になって山に登って行った。若返った二人は金持ちの家をもらって住んだが毎日のように猿がやって来て「私の家を返せ」とうるさく言う。天の人が石を焼いて軒下に置いておきなさいと言うので、その通りにしておくと猿がその石に座って尻を焼いて山に逃げていった。猿の尻が赤くなったのはそれからのことである。

再生時間:4:18

民話詳細DATA

レコード番号 47O381966
CD番号 47O38C101
決定題名 猿長者(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 新垣カマト
話者名かな あらがきかまと
生年月日 18971110
性別
出身地 不明
記録日 19740809
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 国頭郡国頭村 T48 A19 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 母から聞いた。
文字化資料
キーワード
梗概(こうがい) 昔、貧乏なおじいさんとおばあさんが金持ちの家の隣に住んでいた。正月の前にお金持ちの家の米俵についている米をもらえないかと頼んだが断られた。仕方がないので火正月をすることにした。そこへ旅人が現れ火正月をしているわけをたずねた。訳をきいた旅の人はジーファーを使って鍋に薬を入れるとたちまち鍋いっぱいのご飯ができた。そして金持ちになるのと若返るのとどちらがいいかと聞くので若返るのがいいと答えると、薬を入れた湯を浴びるように言った。二人はたちまち若返った。金持ちの家に正月の挨拶に行くと若返った二人を見て金持ちはびっくりして訳をたずねた。そのわけを聞いて金持ちは天の人にお願いして風呂に入れてもらった。すると金持ちは猿になって山に登って行った。若返った二人は金持ちの家をもらって住んだが毎日のように猿がやって来て「私の家を返せ」とうるさく言う。天の人が石を焼いて軒下に置いておきなさいと言うので、その通りにしておくと猿がその石に座って尻を焼いて山に逃げていった。猿の尻が赤くなったのはそれからのことである。
全体の記録時間数 4:48
物語の時間数 4:18
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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