猿長者 若返り水(シマグチ)

概要

昔、金持ちと貧乏人の隣同士の家があった。貧乏な家は正月になってもご馳走を食べることができない老夫婦の家だった。それで隣りの金持ちの家に行って米籠についている米を貰いたいというが断られる。仕方なく二人は火正月をした。そこへ神様が降りてきて「どうしてさびしく座っているのか」と聞いた。二人は訳を話した。神様は鍋にお湯を沸かさせその中に少しの薬を入れて二人に浴びるように言った。その湯を浴びると二人は若返った。またご馳走もできた。隣の金持ちの老夫婦が不思議に思いわけをたずねた。神様の仕業と聞くと、金持ちの老夫婦は神様を無理やり連れ戻し同じようなことを頼んだ。そしてお湯を浴びると金持ちは猿になって鳴きながら家を出て行った。金持ちの家は貧乏人のものになった。それから猿は毎日のように家にやって来て縁側の石に座り家を返せとうるさく言う。それで石を焼いておいた。そこに猿が座って尻を焼き、それから猿の尻は赤くなった。また若水もそれから始まった。

再生時間:3:03

民話詳細DATA

レコード番号 47O381938
CD番号 47O38C100
決定題名 猿長者 若返り水(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 与儀新次郎
話者名かな よぎしんじろう
生年月日 19000210
性別
出身地 不明
記録日 19740809
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 国頭郡国頭村 T46 B05 
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 金持ち,貧乏人,正月,老夫婦,米籠,火正月,神様,鍋,お湯,薬,猿,石,尻,若水
梗概(こうがい) 昔、金持ちと貧乏人の隣同士の家があった。貧乏な家は正月になってもご馳走を食べることができない老夫婦の家だった。それで隣りの金持ちの家に行って米籠についている米を貰いたいというが断られる。仕方なく二人は火正月をした。そこへ神様が降りてきて「どうしてさびしく座っているのか」と聞いた。二人は訳を話した。神様は鍋にお湯を沸かさせその中に少しの薬を入れて二人に浴びるように言った。その湯を浴びると二人は若返った。またご馳走もできた。隣の金持ちの老夫婦が不思議に思いわけをたずねた。神様の仕業と聞くと、金持ちの老夫婦は神様を無理やり連れ戻し同じようなことを頼んだ。そしてお湯を浴びると金持ちは猿になって鳴きながら家を出て行った。金持ちの家は貧乏人のものになった。それから猿は毎日のように家にやって来て縁側の石に座り家を返せとうるさく言う。それで石を焼いておいた。そこに猿が座って尻を焼き、それから猿の尻は赤くなった。また若水もそれから始まった。
全体の記録時間数 3:16
物語の時間数 3:03
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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