渡口のウブガーは御太陽井戸ともいいますがね、そのウブガーの近くに住んでいた家に生まれて、尚泰久王の妃になった娘がいましたよ。その妃になる娘が生まれたとき、親父は海へ漁に行ったらしいですね。行くときに、後ろを振り返って見たら、自分の家が焼けている。親父は、「自分の家が火事だ。」と思って、急いで帰ってきたら、火事ではなくってその娘が生まれていた。これはこの人が生まれたという知らせだったんでしょうね。それで、その家は貧乏で、金がないものだから、ニンブチャーに金で嫁にやったって。そしたら、ニンブチャーが連れに来るんだが、前田橋を渡ろうとしたら、「ニンブチャーになりたくない。」って、その娘が逃げて、前田橋に隠れていたら、そのもとをニンブチャーが行ってしまったそうですよ。
| レコード番号 | 47O362011 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C078 |
| 決定題名 | 王妃になった娘(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮城善八 |
| 話者名かな | みやぎぜんぱち |
| 生年月日 | 19140328 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村字 |
| 記録日 | 19910303 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城村補足調査7班T45B04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P150 |
| キーワード | 渡口,ウブガー,御太陽井戸,尚泰久,妃,娘,貧乏,ニンブチャー,金,嫁,前田橋 |
| 梗概(こうがい) | 渡口のウブガーは御太陽井戸ともいいますがね、そのウブガーの近くに住んでいた家に生まれて、尚泰久王の妃になった娘がいましたよ。その妃になる娘が生まれたとき、親父は海へ漁に行ったらしいですね。行くときに、後ろを振り返って見たら、自分の家が焼けている。親父は、「自分の家が火事だ。」と思って、急いで帰ってきたら、火事ではなくってその娘が生まれていた。これはこの人が生まれたという知らせだったんでしょうね。それで、その家は貧乏で、金がないものだから、ニンブチャーに金で嫁にやったって。そしたら、ニンブチャーが連れに来るんだが、前田橋を渡ろうとしたら、「ニンブチャーになりたくない。」って、その娘が逃げて、前田橋に隠れていたら、そのもとをニンブチャーが行ってしまったそうですよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:29 |
| 物語の時間数 | 1:17 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |