為朝の弓(シマグチ)

概要

源為朝は、大島からきたんだが、嵐になったので、「運を天に任せよう。」と言って、着いたのが今帰仁の運天港といわれていますよ。この為朝は、大里按司の妹を妻にして、尊敦を生んでいます。為朝が妻子と共に大和に帰ろうとすると、どうしても、船が進まない。それで、「これは、女を船に乗せたからだ。」と船頭達に言われて、止むなく妻子を牧港のテラブのガマに置いて大和に帰ったという話もありますね。為朝の妻子が待ったので、そこを牧港と言ったというのは、有名な伝説です。仲順大主を頼ってきた義本の祖父は、この源為朝の子の舜天王だから、源為朝が使っていた弓というは、仲順大主を祀っていた上ヌ安里が立派に信じて、その弓を置いていましたよ。為朝は、弓の名人で大変強い弓を引いたそうだから、それで、この話は、造ったのではないかとの考えたのだが、やっぱし上ヌ安里の家にあったのは、本物の為朝の弓であったって。あの弓は、私たちが童のころまであって、見せてもらいましたが、この戦世に無くなっている。また、弥勒もあったが、それも今度の戦でなくなっている。喜舎場に上ヌ安里の娘がいますから、あれにも聞いても分かりますよ。

再生時間:1:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O361926
CD番号 47O36C073
決定題名 為朝の弓(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 比嘉為昌
話者名かな ひがためしょう
生年月日 19031027
性別
出身地 沖縄県北中城村字仲順
記録日 19811213
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村補足調査班T39A10
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P60
キーワード 源為朝,今帰仁,運天港,為朝は、大里按司,尊敦,牧港,仲順大主,義本の,舜天王,為朝の弓,弥勒
梗概(こうがい) 源為朝は、大島からきたんだが、嵐になったので、「運を天に任せよう。」と言って、着いたのが今帰仁の運天港といわれていますよ。この為朝は、大里按司の妹を妻にして、尊敦を生んでいます。為朝が妻子と共に大和に帰ろうとすると、どうしても、船が進まない。それで、「これは、女を船に乗せたからだ。」と船頭達に言われて、止むなく妻子を牧港のテラブのガマに置いて大和に帰ったという話もありますね。為朝の妻子が待ったので、そこを牧港と言ったというのは、有名な伝説です。仲順大主を頼ってきた義本の祖父は、この源為朝の子の舜天王だから、源為朝が使っていた弓というは、仲順大主を祀っていた上ヌ安里が立派に信じて、その弓を置いていましたよ。為朝は、弓の名人で大変強い弓を引いたそうだから、それで、この話は、造ったのではないかとの考えたのだが、やっぱし上ヌ安里の家にあったのは、本物の為朝の弓であったって。あの弓は、私たちが童のころまであって、見せてもらいましたが、この戦世に無くなっている。また、弥勒もあったが、それも今度の戦でなくなっている。喜舎場に上ヌ安里の娘がいますから、あれにも聞いても分かりますよ。
全体の記録時間数 2:34
物語の時間数 1:28
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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