タッチガー(シマグチ)

概要

今でも、仲順はあまり水のないところだから、昔は水に困っていたんでしょうね。昔、タッチ井戸があったところは、荻道との境界のところで、そこに穴があいていたって。そして、あるとき、仲順の人がその小さい穴から犬が濡れて出よう出ようとしているのを見たから、「そうだ。きっとここに湧き水があるじゃないか。」と毎日そこの穴を掘って大きくしたら、その穴の中から水が出て来たりしたので、「あっ、ここは水があるようだ。」と言って、そこを浚ったから、そこから水小が流れたんです。これがタッチガーの始まりですよ。そこは荻道との境界になっていたから、水が少ない仲順がそこを荻道から仲順部落が買って、仲順に水道を引いたんです。それで、仲順の部落の水道は、昭和三年ごろにこのタッチ井戸から水を引いて出来たんです。那覇が水道を引いたのは昭和五年ごろですから、仲順の水道は、沖縄で一番最初の水道だったですよ。

再生時間:1:26

民話詳細DATA

レコード番号 47O361924
CD番号 47O36C073
決定題名 タッチガー(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 比嘉為昌
話者名かな ひがためしょう
生年月日 19031027
性別
出身地 沖縄県北中城村字仲順
記録日 19811213
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村補足調査班T39A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P90
キーワード 仲順,タッチ井戸,荻道,タッチガー,犬,井戸
梗概(こうがい) 今でも、仲順はあまり水のないところだから、昔は水に困っていたんでしょうね。昔、タッチ井戸があったところは、荻道との境界のところで、そこに穴があいていたって。そして、あるとき、仲順の人がその小さい穴から犬が濡れて出よう出ようとしているのを見たから、「そうだ。きっとここに湧き水があるじゃないか。」と毎日そこの穴を掘って大きくしたら、その穴の中から水が出て来たりしたので、「あっ、ここは水があるようだ。」と言って、そこを浚ったから、そこから水小が流れたんです。これがタッチガーの始まりですよ。そこは荻道との境界になっていたから、水が少ない仲順がそこを荻道から仲順部落が買って、仲順に水道を引いたんです。それで、仲順の部落の水道は、昭和三年ごろにこのタッチ井戸から水を引いて出来たんです。那覇が水道を引いたのは昭和五年ごろですから、仲順の水道は、沖縄で一番最初の水道だったですよ。
全体の記録時間数 2:04
物語の時間数 1:26
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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