天の七つ星の中から一つ、その一人が天から水浴びしに沖縄に天から降りていらっしゃったので、この天人の羽衣を銘刈子が隠してしまったから、天人は飛んで行けなくて、その人の妻になって子供ができたと言う話があるでしょう。そうして、子供二人を生み、それで、その子供たちは、銘刈子が別へ出かけているときに子供たちが分かっているから、子供たちに聞いて隠してあるのを捜し当て、この羽衣を着て、天に飛んで行かれた。それで、天に行かれたら、「人間と夫婦になったから、人間の匂いがする。」と言われてね、この神様は、貧乏人と交わったもんだから、これは一緒に成されんで、その人だけ少し離されたさ。それで、七つ星というのは、七つは一緒でないよ。六つは一緒にあるんだが、おんなし太さしている星だが、七つに加えられずに、一つは少し下に離れてあるよ。そうして、それから、子供が、「あっとめーめーたぼり。〔お月さまご飯を下さい〕」と言うからね、始めのうちは、子供たち二人に毎日おにぎりを天から落としてあげたって。「これは後に残してあした食べる。今からはもう大切にするから。」と子供が言うて残して食べ物を大事に取っておいたから、それからはもうおにぎりを落とさなくなってしまったというという話しさ。それで、その子供たちは、「お月さま、飯をください。」とお願いしたわけ。私も物覚えするころまでは、お月様が上ったら、「あっとめーめーたぼり。」と歌を歌ったよ。
| レコード番号 | 47O361911 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C072 |
| 決定題名 | 天人女房 七つ星由来(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 安里嶺 |
| 話者名かな | あさとみね |
| 生年月日 | 19090325 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村字喜舎場 |
| 記録日 | 19811213 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城村補足調査3班T38B08 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P407 |
| キーワード | 天人女房,七つ星由来,羽衣, |
| 梗概(こうがい) | 天の七つ星の中から一つ、その一人が天から水浴びしに沖縄に天から降りていらっしゃったので、この天人の羽衣を銘刈子が隠してしまったから、天人は飛んで行けなくて、その人の妻になって子供ができたと言う話があるでしょう。そうして、子供二人を生み、それで、その子供たちは、銘刈子が別へ出かけているときに子供たちが分かっているから、子供たちに聞いて隠してあるのを捜し当て、この羽衣を着て、天に飛んで行かれた。それで、天に行かれたら、「人間と夫婦になったから、人間の匂いがする。」と言われてね、この神様は、貧乏人と交わったもんだから、これは一緒に成されんで、その人だけ少し離されたさ。それで、七つ星というのは、七つは一緒でないよ。六つは一緒にあるんだが、おんなし太さしている星だが、七つに加えられずに、一つは少し下に離れてあるよ。そうして、それから、子供が、「あっとめーめーたぼり。〔お月さまご飯を下さい〕」と言うからね、始めのうちは、子供たち二人に毎日おにぎりを天から落としてあげたって。「これは後に残してあした食べる。今からはもう大切にするから。」と子供が言うて残して食べ物を大事に取っておいたから、それからはもうおにぎりを落とさなくなってしまったというという話しさ。それで、その子供たちは、「お月さま、飯をください。」とお願いしたわけ。私も物覚えするころまでは、お月様が上ったら、「あっとめーめーたぼり。」と歌を歌ったよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:39 |
| 物語の時間数 | 1:16 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |