白銀堂由来(シマグチ)

概要

昔、侍からお金を借りて返しきれない人がいた。それで、お金を貸した侍は「自分をバカにしているのか。」と怒ってその人を殺そうとした。その時お金を借りた人が「手が出そうになったら意地を引きなさい。意地が出そうになったら手を引きなさい。」と言ったので侍は殺すのをやめた。それから、侍が唐旅をして帰ってみると、自分の妻と男の姿をして寝ていたお母さんを見て他の男の人だと思い、殺そうとしたが、お金を貸した人に言われた言葉を思い出して殺すのを思いとどまった。そしてよく見てみると自分のお母さんだったので、「手が出そうになったら意地を引きなさい」と言うのは本当だと感心した。そこにお金を借りていた人が返しにやって来たが「あなたから良い言葉を聞いたおかげで母が助かりましたのでお金はよろしいです。」といって侍は断った。しかしお互いに受け取れないということで、そのお金を持ってイビノメークという所に拝所を作った。それから糸満の白銀堂とよばれれるようになった。

再生時間:2:48

民話詳細DATA

レコード番号 47O361807
CD番号 47O36C068
決定題名 白銀堂由来(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 大城カマド
話者名かな おおしろかまど
生年月日 19020620
性別
出身地 沖縄県北中城村字熱田
記録日 19811213
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城調査字熱田調査13班T33A25
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 おばあちゃんから糸を紡ぎながら聞いた
文字化資料 北中城の民話 P285
キーワード 侍,お金,意地,母親,妻,拝所,糸満,白銀堂,白銀堂由来
梗概(こうがい) 昔、侍からお金を借りて返しきれない人がいた。それで、お金を貸した侍は「自分をバカにしているのか。」と怒ってその人を殺そうとした。その時お金を借りた人が「手が出そうになったら意地を引きなさい。意地が出そうになったら手を引きなさい。」と言ったので侍は殺すのをやめた。それから、侍が唐旅をして帰ってみると、自分の妻と男の姿をして寝ていたお母さんを見て他の男の人だと思い、殺そうとしたが、お金を貸した人に言われた言葉を思い出して殺すのを思いとどまった。そしてよく見てみると自分のお母さんだったので、「手が出そうになったら意地を引きなさい」と言うのは本当だと感心した。そこにお金を借りていた人が返しにやって来たが「あなたから良い言葉を聞いたおかげで母が助かりましたのでお金はよろしいです。」といって侍は断った。しかしお互いに受け取れないということで、そのお金を持ってイビノメークという所に拝所を作った。それから糸満の白銀堂とよばれれるようになった。
全体の記録時間数 3:04
物語の時間数 2:48
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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