それから、上様(薩摩の殿様)から雄鶏の卵を持ってくるようにと父親に言いつけがあり、とても困っていたので「私が行きます。」と言って出掛けた。「父親は妊娠していて寝ている。」と上様に言うと、「こんなバカなことはない。俺をバカにするのか。」と言われ、「それなら雄鶏が卵を産むか。」と言い返した。それから、灰縄を持ってこいと言われ、縄をなって焼いて板に乗せて持って行ったので薩摩は負けてしまった。モーイは薩摩から借りた金を返しに薩摩に行き、「少しの間私を按司にして下さい。」と言って按司になると「私は按司だから今は私の勝手だ。」と言って証文を焼かせた。薩摩の人達は「これを生かしては困る。」ということで、熱湯の中で殺そうと考え使用人に大きな鍋に湯を沸かさせ「湯が沸いたので風呂に入って下さい。」と言うと「私一人入るのはよくないからお供のお前達も一緒に入ろう。」と言って一緒に入り、そこで死んだ。
| レコード番号 | 47O361799 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C068 |
| 決定題名 | モーイ親方 殿様の難題 一日殿様 釜茹で(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大城カマド |
| 話者名かな | おおしろかまど |
| 生年月日 | 19020620 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村字熱田 |
| 記録日 | 19811213 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城調査字熱田調査13班T33A17 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | おばあちゃんから糸を紡ぎながら聞いた |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 薩摩,殿様,雄鶏の卵,灰縄,按司,証文,釜茹で,モーイ親方,とんち |
| 梗概(こうがい) | それから、上様(薩摩の殿様)から雄鶏の卵を持ってくるようにと父親に言いつけがあり、とても困っていたので「私が行きます。」と言って出掛けた。「父親は妊娠していて寝ている。」と上様に言うと、「こんなバカなことはない。俺をバカにするのか。」と言われ、「それなら雄鶏が卵を産むか。」と言い返した。それから、灰縄を持ってこいと言われ、縄をなって焼いて板に乗せて持って行ったので薩摩は負けてしまった。モーイは薩摩から借りた金を返しに薩摩に行き、「少しの間私を按司にして下さい。」と言って按司になると「私は按司だから今は私の勝手だ。」と言って証文を焼かせた。薩摩の人達は「これを生かしては困る。」ということで、熱湯の中で殺そうと考え使用人に大きな鍋に湯を沸かさせ「湯が沸いたので風呂に入って下さい。」と言うと「私一人入るのはよくないからお供のお前達も一緒に入ろう。」と言って一緒に入り、そこで死んだ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:24 |
| 物語の時間数 | - |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |