渡口から、今、立派な農道が島袋に通っておるでしょう。あそこのマカー坂は、昔は、恐ろしくて険しい山道だよ。それで、あそこは道であるが雨が降ったら、川みたいになっていたよ。島袋は向こうの下のほうに畑がたくさんあるからね、そこから馬の荷は押して行って上に登っていたからね。そんな道だから、あそこは恐ろしかったんだろうと、私はわかるんだよ。島袋のほうに、ある立派な美男子がおられそうだ。そうして、ここの熱田にいいお方がおられていたらしい。だから、しのびしに向こうから来られたり、こっちから通ったりした。ここは山道だから、恐ろしかったんだろうね。それで、その女がマカー坂を通るときには、「マカーハイハイ。」と言って、恐ろしいのをよけて、向こうの島袋に行かれたそうだ。それで、これからその坂をマカーと言っているって。この女の人は、向こうの人と結婚なされて、子孫も多く出来て、大変栄えておられたと
| レコード番号 | 47O361782 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C067 |
| 決定題名 | マカー坂(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 城間清秀 |
| 話者名かな | しろませいしゅう |
| 生年月日 | 19070514 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村字熱田 |
| 記録日 | 19811213 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城調査字熱田調査7班T32B10 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 親から聞いた |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P105 |
| キーワード | 渡口,島袋,マカー坂,山道だ,美男子,熱田,マカー坂 |
| 梗概(こうがい) | 渡口から、今、立派な農道が島袋に通っておるでしょう。あそこのマカー坂は、昔は、恐ろしくて険しい山道だよ。それで、あそこは道であるが雨が降ったら、川みたいになっていたよ。島袋は向こうの下のほうに畑がたくさんあるからね、そこから馬の荷は押して行って上に登っていたからね。そんな道だから、あそこは恐ろしかったんだろうと、私はわかるんだよ。島袋のほうに、ある立派な美男子がおられそうだ。そうして、ここの熱田にいいお方がおられていたらしい。だから、しのびしに向こうから来られたり、こっちから通ったりした。ここは山道だから、恐ろしかったんだろうね。それで、その女がマカー坂を通るときには、「マカーハイハイ。」と言って、恐ろしいのをよけて、向こうの島袋に行かれたそうだ。それで、これからその坂をマカーと言っているって。この女の人は、向こうの人と結婚なされて、子孫も多く出来て、大変栄えておられたと |
| 全体の記録時間数 | 2:23 |
| 物語の時間数 | 1:05 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |