兄弟の仲直り ウナギ(シマグチ)

概要

ある男がたいへん兄弟のようにしている仲のよい友だちがいたんだがね、本当の兄弟とは常日頃たいへん悪くてね、そうであったらしいが、ある夜だろうな、屋良漏池と言うところに大きい鰻がいたらしい。そうして、これが上に登って来て畑にトウノチンを作っていたらね、これを食べに来たから、その畑を作っている人は、見回りをしていて、「これはトウノチン盗人だなあ。」と思って、この鰻を棒で打ち殺した。そのときは夜だから、鰻を人と考えて、人を殺したと思ったから、「もう私は、人を殺してしまった。」ともう、始めは友だちに言ったから、その友だちは、「ああ、そんなことであったら私は出来ないよ。」と言ったので、それで、いつもは仲の悪い兄弟のところに行ったんだね。「もうあんたも一緒に行ってこれ片づけてくれないか。」「そんなことだったら、どうしたって行くよ。」と言って兄弟二人でね、これ片付けにと二人でオーダーを持って畑に行ったから、鰻だったよ。それで、二人で家に持って帰って御馳走したんだろう。その後から兄弟は仲良しなっておった。これだけ分かるんだよ。

再生時間:2:15

民話詳細DATA

レコード番号 47O361781
CD番号 47O36C067
決定題名 兄弟の仲直り ウナギ(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 城間清秀
話者名かな しろませいしゅう
生年月日 19070514
性別
出身地 沖縄県北中城村字熱田
記録日 19811213
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城調査字熱田調査7班T32B09
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 親から聞いた
文字化資料
キーワード 兄弟,屋良漏池,鰻,トウノチン,盗人,御馳走,ヤラムルチ,兄弟の仲直り,うなぎ
梗概(こうがい) ある男がたいへん兄弟のようにしている仲のよい友だちがいたんだがね、本当の兄弟とは常日頃たいへん悪くてね、そうであったらしいが、ある夜だろうな、屋良漏池と言うところに大きい鰻がいたらしい。そうして、これが上に登って来て畑にトウノチンを作っていたらね、これを食べに来たから、その畑を作っている人は、見回りをしていて、「これはトウノチン盗人だなあ。」と思って、この鰻を棒で打ち殺した。そのときは夜だから、鰻を人と考えて、人を殺したと思ったから、「もう私は、人を殺してしまった。」ともう、始めは友だちに言ったから、その友だちは、「ああ、そんなことであったら私は出来ないよ。」と言ったので、それで、いつもは仲の悪い兄弟のところに行ったんだね。「もうあんたも一緒に行ってこれ片づけてくれないか。」「そんなことだったら、どうしたって行くよ。」と言って兄弟二人でね、これ片付けにと二人でオーダーを持って畑に行ったから、鰻だったよ。それで、二人で家に持って帰って御馳走したんだろう。その後から兄弟は仲良しなっておった。これだけ分かるんだよ。
全体の記録時間数 2:36
物語の時間数 2:15
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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