熱田の小橋川のね、祖先であるらしいがね、マーシリの御主と言うてね、偉い方がおられたという。その方を祀っているところなので、あそこのマーシリーは小橋川の一門が拝んでおるらしいんです。昔は、小橋川は大きな土地を持っておったんです。その土地のうち、どこかの土地を小橋川の家の子孫がね、事情があって売り払いしてしまったらね、その祖先の方々が八月ヨーカビのときになったら、夜松明をつけて、マーシリーと墓との間をいつも行き通いしておるという伝説は聞いておる。熱田には、八月ごろの夜にヨーカビーというてありますがね。夜明け火というてね。後生の者が松明をつけて家と墓の間を行き通いするという伝説があってね、それで、昔は、毎年青年たちが熱田の前の高いところに、芭蕉の葉を刈ってきて仮小屋を葺いて、八月十三日から十五日までね、そこに寝泊まりして、この死んだ人が松明をつけて通るのを見に行っておるんです。
| レコード番号 | 47O361766 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C067 |
| 決定題名 | 熱田マーシリー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 安里加那 |
| 話者名かな | あさとかな |
| 生年月日 | 19000604 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県北中城村字熱田 |
| 記録日 | 19811213 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城調査字渡口調査4班T32A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 昔話として姉などから聞いた |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P125 |
| キーワード | 熱田,小橋川,マーシリの御主,八月ヨーカビ,マーシリ,夜明け火,熱田マーシリー,遺念火 |
| 梗概(こうがい) | 熱田の小橋川のね、祖先であるらしいがね、マーシリの御主と言うてね、偉い方がおられたという。その方を祀っているところなので、あそこのマーシリーは小橋川の一門が拝んでおるらしいんです。昔は、小橋川は大きな土地を持っておったんです。その土地のうち、どこかの土地を小橋川の家の子孫がね、事情があって売り払いしてしまったらね、その祖先の方々が八月ヨーカビのときになったら、夜松明をつけて、マーシリーと墓との間をいつも行き通いしておるという伝説は聞いておる。熱田には、八月ごろの夜にヨーカビーというてありますがね。夜明け火というてね。後生の者が松明をつけて家と墓の間を行き通いするという伝説があってね、それで、昔は、毎年青年たちが熱田の前の高いところに、芭蕉の葉を刈ってきて仮小屋を葺いて、八月十三日から十五日までね、そこに寝泊まりして、この死んだ人が松明をつけて通るのを見に行っておるんです。 |
| 全体の記録時間数 | 2:57 |
| 物語の時間数 | 2:19 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |