城間仲 大年の盗人(共通語)

概要

年の晩に泥棒が入ってきて、天井に入って行った。みんなが泥棒が入っていると言ったが、主人はいいからいいから気にするなと知らないふりをしていた。食事をとる時に、みんな食べ終わっているのに、女中に「もう一人分用意しろ。」といった。みんなが、女中がどうして必要なのかと思っていたが、「いいからいいから。早く持ってきなさい。」と用意させ、天井にもっていった。このご馳走を泥棒にあげて、「どうしてあなたはこんな日に泥棒に入ったのか。」と聞くと泥棒は、「お金が無くて妻も子もいるのに正月を迎えることができない。」と言ったので、「そうか。」と言って、米やお金を用意して泥棒に持たせた。

再生時間:1:54

民話詳細DATA

レコード番号 47O361728
CD番号 47O36C065
決定題名 城間仲 大年の盗人(共通語)
話者がつけた題名
話者名 比嘉千代
話者名かな ひがちよ
生年月日 19191228
性別
出身地 沖縄県宜野湾市新城
記録日 19810925
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字瑞慶覧調査5班T29B16
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 大晦日の夜に泥棒が入ってきて、すぐに天井に登っていた。主人は知っていたが、知らないふりをしていた。みんなが「泥棒が入っているよ。」と言ったら、「いいから、いいから、黙っていなさい。」といって、夕食の後に主人が女中に「もう一人分御飯を持ってこい。」というと「もう一人分どこにいるかね。みんな終わったのに、誰かいるかね。」というと、「いいから早く持ってこい。」といったら、どこに持っていくかと思ったら、天井の泥棒にちゃんとあげて、「あなたは大晦日の夜に入ってくるのは、何か事情があるからかね。」と聞くと、「年を送るお金もない、妻や子も貧しくて正月迎えることもできない。ここは金持ちだから入ってきた。」と、泥棒が主人に言ったら「そうか。」と言って米もお金も持たせて正月を迎えさせたという話を聞いたことがある。
文字化資料
キーワード 城間仲,大年の盗人,盗人,泥棒,大晦日
梗概(こうがい) 年の晩に泥棒が入ってきて、天井に入って行った。みんなが泥棒が入っていると言ったが、主人はいいからいいから気にするなと知らないふりをしていた。食事をとる時に、みんな食べ終わっているのに、女中に「もう一人分用意しろ。」といった。みんなが、女中がどうして必要なのかと思っていたが、「いいからいいから。早く持ってきなさい。」と用意させ、天井にもっていった。このご馳走を泥棒にあげて、「どうしてあなたはこんな日に泥棒に入ったのか。」と聞くと泥棒は、「お金が無くて妻も子もいるのに正月を迎えることができない。」と言ったので、「そうか。」と言って、米やお金を用意して泥棒に持たせた。
全体の記録時間数 2:05
物語の時間数 1:54
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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