この話は兄弟の話だったんじゃないかね。塩を作る兄弟が海の水汲んでから、海の水汲んで来てから、これ一生懸命に炊いていたのかね。そうしていたら、その弟が珍しい臼捜してからに、もうこれは、いろんな宝が出る宝の臼だったんじゃない。それで、弟が、「宝が出るように。」と願うともうその臼から宝が出たからこれで大金持ちになった。兄は、弟をとても羨ましがってからに、自分も弟からすぐにこの臼盗んで、「見つからないようにしよう。」と海に出て、その臼から何か宝物を出そうとして、初めには、「試しに塩を出してみよう。」と出してみたら、塩がどんどん出たから、「今度は、金や宝物を出そう。」と塩を止めようとしたんだが、兄はその臼の止め方が分からないから、金も宝物は出て来ないで、塩ばっかしが出て、そしたらもう舟が塩で一杯なってからに、そのまま沈んだそうだ。その臼からは、海の中でも塩ばっかし出て、それが海にずっとあふれて、それから、海はもう塩辛くなったというような意味を聞いた覚えがあるがね。
| レコード番号 | 47O361726 |
|---|---|
| CD番号 | 47O36C065 |
| 決定題名 | 潮吹き臼(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉千代 |
| 話者名かな | ひがちよ |
| 生年月日 | 19191228 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県宜野湾市新城 |
| 記録日 | 19810925 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 北中城村字瑞慶覧調査5班T29B14 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父親から夕食の時に聞いた |
| 文字化資料 | 北中城の民話 P448 |
| キーワード | 潮吹き臼,塩,臼,兄弟,海,海水 |
| 梗概(こうがい) | この話は兄弟の話だったんじゃないかね。塩を作る兄弟が海の水汲んでから、海の水汲んで来てから、これ一生懸命に炊いていたのかね。そうしていたら、その弟が珍しい臼捜してからに、もうこれは、いろんな宝が出る宝の臼だったんじゃない。それで、弟が、「宝が出るように。」と願うともうその臼から宝が出たからこれで大金持ちになった。兄は、弟をとても羨ましがってからに、自分も弟からすぐにこの臼盗んで、「見つからないようにしよう。」と海に出て、その臼から何か宝物を出そうとして、初めには、「試しに塩を出してみよう。」と出してみたら、塩がどんどん出たから、「今度は、金や宝物を出そう。」と塩を止めようとしたんだが、兄はその臼の止め方が分からないから、金も宝物は出て来ないで、塩ばっかしが出て、そしたらもう舟が塩で一杯なってからに、そのまま沈んだそうだ。その臼からは、海の中でも塩ばっかし出て、それが海にずっとあふれて、それから、海はもう塩辛くなったというような意味を聞いた覚えがあるがね。 |
| 全体の記録時間数 | 2:16 |
| 物語の時間数 | 1:59 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |