嫁の歯(シマグチ)

概要

自分が望んでいる女がね、別の男ともう結婚することになったとの話があったって。そうしたら、この望んでいる男は、その女を結婚させるのがいやだから、「これは、こんなことをさせてはいけない。」と思ってね、なんとかしようと考えてから、自分が望んでいる女のほうに行ってね、「おい、あれと結婚したら一大事だよ。あれの物はね、このくらいもしてるよ。だから、すぐあんたはたいへんなるよ。」って言ってね、そうして、またその女と結婚することになっている男のところに行ってね、「なあ、お前は、あそこの女とそのうちに結婚するといって、話があるがそれは本当か。」「ああ、そのうちにしようと、やがて日を取ってあるよ。」と言っているから、「あれと結婚したら、お前は一大事になるよ。お前は知らんだろうが、あれの物は蟹の爪のような歯が生えているという話だよ。ああ、お前の物はすぐ噛み切られてしまうから、大変だよ。」と言ったら、その男はね、「ああ、そんなことがあるか。」と言っていたそうだよ。それでもその結婚の日になったから、男はね、心配になって、「あの話は本当なのか、嘘なのかわからないが、これ試してみないといけないな。」と言ってね、自分の膝小僧を女のここに乗せたって。そうしたら、女は、相手の物が大きいと聞かされていたから、「アキサヨー、アキサヨー、こんなに大きな物。」ってね。そして、女が男の物をこんなにしてつかんだら、本当に爪が男の膝に当たったからね、男はもう女のあそこに歯があると思って、「さあもう、大変だ。」と言って、その女から逃げて行っていたって。そして、これからもううまくいかなかったから、嘘を言った男の思うとおりになったわけさ。こんな話は誰から聞いていたか、そんな話を聞いている。

再生時間:1:59

民話詳細DATA

レコード番号 47O361678
CD番号 47O36C064
決定題名 嫁の歯(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 安里昌真
話者名かな あさとしょうしん
生年月日 19070101
性別
出身地 沖縄県北中城村字島袋
記録日 19810925
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 北中城村字島袋調査2班T27A40
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 艶笑譚
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 北中城の民話 P598
キーワード 嫁の歯
梗概(こうがい) 自分が望んでいる女がね、別の男ともう結婚することになったとの話があったって。そうしたら、この望んでいる男は、その女を結婚させるのがいやだから、「これは、こんなことをさせてはいけない。」と思ってね、なんとかしようと考えてから、自分が望んでいる女のほうに行ってね、「おい、あれと結婚したら一大事だよ。あれの物はね、このくらいもしてるよ。だから、すぐあんたはたいへんなるよ。」って言ってね、そうして、またその女と結婚することになっている男のところに行ってね、「なあ、お前は、あそこの女とそのうちに結婚するといって、話があるがそれは本当か。」「ああ、そのうちにしようと、やがて日を取ってあるよ。」と言っているから、「あれと結婚したら、お前は一大事になるよ。お前は知らんだろうが、あれの物は蟹の爪のような歯が生えているという話だよ。ああ、お前の物はすぐ噛み切られてしまうから、大変だよ。」と言ったら、その男はね、「ああ、そんなことがあるか。」と言っていたそうだよ。それでもその結婚の日になったから、男はね、心配になって、「あの話は本当なのか、嘘なのかわからないが、これ試してみないといけないな。」と言ってね、自分の膝小僧を女のここに乗せたって。そうしたら、女は、相手の物が大きいと聞かされていたから、「アキサヨー、アキサヨー、こんなに大きな物。」ってね。そして、女が男の物をこんなにしてつかんだら、本当に爪が男の膝に当たったからね、男はもう女のあそこに歯があると思って、「さあもう、大変だ。」と言って、その女から逃げて行っていたって。そして、これからもううまくいかなかったから、嘘を言った男の思うとおりになったわけさ。こんな話は誰から聞いていたか、そんな話を聞いている。
全体の記録時間数 2:19
物語の時間数 1:59
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP